1000と1001を超えたので、構えずに、今、書きたいことをリストアップ
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先日、ブログの記事数が1000を超えました。
- 1000番目:作品群を生み出し続けることの意味
- 1001番目:過去と未来に向けて開かれた流動的な構造
ここを目指していたわけでもなければ、1001で物語が完結するわけでもありません。1000も1001も、ひとつひとつ書いてきた結果として、現時点でいるだけの通過地点に過ぎません。
とはいえ、区切りといえば区切りですし、1000というのはすごい個数だし、1001は『千夜一夜物語』の数です。だから、1000と1001が見えてきた頃から、「自分にとって、ブログはどんな意味を持つのだろうか」みたいなことを考えはじめました。2016年8月上旬のことでした。
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以後、1か月半ちょっとの間、つらつらと考えてきました。
それはそれで、自分にとって、意味のあることだったと思います。しかし、なんというか、大げさで感傷的になってしまった気がして、それはあまりよくなかったように思います。
また、特に1000番めと1001番めについては、そのためにふさわしいのはどんな文章なんだろうか、というように構えてしまったため、書き上げることに苦労し、新しいブログ記事を書き上げるペースがずいぶんと落ちていました。
結果として、ここ1か月半ほどの間、私が書くブログ記事は、ずいぶんと偏っているように思います。とりわけ、毎日の生活に根ざした身近なことや、具体的な対象についての具体的な情報や考察などについては、ほとんど書いていません。
この間、たくさんの面白い本を読みました。でも、ブログにはほとんど書けていません。
この間、新しいウェブサービスを試してみました。でも、ブログには全然書けていません。
この間、文章の書き方や交渉の仕方など、仕事に関して、ちょっとした試行錯誤をしてみました。でも、ブログに書くほどまでは深められていません。
いろんなものを、未整理のまま放置しているような感覚です。大切な意味を持ちそうなものをたくさん自分の中に取り込んだ気がするのですが、取り込んだまま雑然と放置しているため、消化できずに、混沌としています。
もちろん、だからといって、具体的に何か困ったことが発生しているわけではありません。ただ、何かしっくり来ないものが残ります。
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しかし、何はともあれ、1000と1001は超えました。この記事は1002番めで、1002番めは特になんの区切りでもない、ふつうの記事です。
だから、ここで一旦落ち着き、これからしばらくの間は、手のひらサイズの問いを大切に、大上段に構えることなく、具体的な対象について、ひとつずつ、自分なりに考え、書いていくことを心がけます。
たとえば、読んだ本。読みながら何かを感じ、後日落ち着いて考えたい、と思った本が、たくさんありました。
- 『ストーリーとしての競争戦略』『好きなようにしてください』『戦略読書日記』など、楠木建さんの本
- 『系統樹思考の世界』と『分類思考の世界』
- 『学びとは何か』と『ことばと思考』
- 『私とは何か』『マチネの終わりに』など、平野啓一郎さんの本
- 『「自由」はいかにして可能か』と『どのような教育が「よい」教育か』
- 『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』
- 『いま世界の哲学者が考えていること』
どの本も、ゆっくり取り組めば、数個から十数個の文章になりそうです。Kindleで本を読んでいると、興味深い本と無限に出会えるため、私の場合、ともすれば1冊1冊に対しての丁寧さがおろそかになってしまう傾向にあるのですが、そうするにはもったいないと感じられる本ばかりでした。
また、Kindleを中心とする読書に関連するのですが、先日、とある方から、「Clippings.io」というサービスのことを教えていただき、登録してみました。Kindleのハイライト箇所を管理するための、ひとつの有効な道すじを示しているように思います。
Kindle Highlights | Kindle Notes | clippings.io
私自身は、まだまだ使いこなせていません。でも、WorkFlowyでのハイライト管理との組み合わせも含め、真剣に検討してみるに値するツールのように思います。
- Kindleが読書生活に与えた影響
- Kindleのハイライト箇所の管理について
- WorkFlowyによる管理
- Clippingus.ioによる管理
- 複数のサービスの組み合わせ
それから、WorkFlowy。WorkFlowyについての記事をブログに公開することについては、以前と比べて頻度が低くなっているのですが、日々の生活では、相変わらず、毎日、使い込んでいます。ブログに書きたいテーマも、たくさん残っています。
ひとつは、WorkFlowyを使うための道具についての考察。開発に関わっているアプリHandyFlowy&MemoFlowyは着実な進化を続けていますので、一旦、マニュアル的な情報を整理したいと思っています。また、パソコンからWorkFlowyを使うための工夫である「WorkFlowy専用Firefox」についても、いくつか検討したいことがあります。
もうひとつは、WorkFlowyの用途。文章を書いたり、共同制作環境として活用したり。とりわけ、WorkFlowyで文章を書くことについては、WorkFlowyではない道具で文章を書くこととの比較などもしながら、できる限り具体的な技術を検討してみたいと考えています。
- WorkFlowyを使う道具
- HandyFlowyの説明
- なぜ、公式アプリではなく、HandyFlowyを使うのか、を整理する
- HandyFlowyの基本機能を整理する
- カスタマイズツールバーを解説する
- 機能拡張スクリプトライブラリを整理する
- MemoFlowyの説明
- 基本的な枠組みと仕組みを整理する
- いくつかの送信方法を整理する
- 送信設定を整理する
- パソコンから使うWorkFlowyの課題を整理する
- 「WorkFlowy専用Firefox」のおさらい
- 「WorkFlowy専用Firefox」の課題
- HandyFlowyの説明
- WorkFlowyの用途
- 文章を書く
- WorkFlowyで文章を書くための、具体的な技術
- WorkFlowyではない道具との比較
- 共同制作環境
- 文章を書く
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ブログというものにどんなことを求めるにせよ、ブログの実体は、個別具体的な記事です。毎日の生活の中で直面した具体的なテーマや問いを起点として、自分なりの試行錯誤を、ひとつひとつの記事の形へと書き上げていきたいと思います。
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