*

WorkFlowyで論文や本を書くときの、注の付け方(タグの活用)

公開日: : WorkFlowy

1.課題

WorkFlowyで、論文や本を書くときに、注を付けたい。

どうしたらよいか。

注を作成したり管理したりするための、WorkFlowyならではの、WorkFlowyらしい方法はないだろうか。

2.解消策

WorkFlowyのタグを使う。

タグの使い方は、以下のとおり。

(1) 注を付けるトピックに、「#note」から始まるタグを書き込む

注を付けるトピックに、「#note01」など、「#note」から始まるタグを書き込む。

トピック本文でもnote欄でもよい。

注を付ける対象のトピックに、タグを書く。

(2) 子トピックに、注を書く

注を付けるトピックの子トピックに注を書く。

このとき、注トピックに、次の2つのタグを書き込む。

  • 注トピックの冒頭に、「#note01」など、注を付けるトピックのnoteに書き込んだタグと同じタグを書き込む。
  • 注トピックのnote欄などに、「#chushaku」など、注であることを特定するタグを書き込む。

子トピックに、タグをつけた上で、注を書く

(3) 注トピックをまとめる

適当なタイミングで、注トピックを移動して、まとめる。

まとめる単位は、注をつける単位に応じて、柔軟に。ページごとにまとめる、章ごとにまとめる、本全体でまとめるなど、いろいろありうる。

注をまとめる

3.この仕組みでできること

このルールで注を作ると、こんなことができる。

(1) 注を付けたトピック(注の対象トピック)と注トピックを、セットで表示できる

[操作]

注の対象トピックと注をまとめるトピックの両方を含むリストを表示させた状態で、

「#note01」など、個別の注を特定する部分を含んだタグで検索をすると、

[反応]

注をつけた部分とそこに対応する注だけが表示される。

注の対象と注を、セットで表示

(2) 注を付けたトピック(注対象のトピック)と注トピックを一覧表示できる

[操作]

対象トピックを広く含むリストを表示させた状態で、

「#note」というタグで検索をすると、

[反応]

そのリスト内に存在する注の対象トピックと注トピックだけが、一覧で表示される。

注の一覧

(3) 注を付けたトピックだけを一覧表示、注トピックだけを一覧表示、などもできる

たとえば、注トピックだけを一覧表示したいなら、

[操作]

対象トピックを広く含むリストを表示させた状態で、

「#note」と「#chushaku」いう2つのタグで検索をすると、

[反応]

そのリスト内に存在する注トピックだけが、一覧で表示される。

注トピックのみを表示

(ただし、Zoomする範囲を調整して表示するリストを工夫すれば、これをするまでもなく、注対象のみや注トピックのみ、の表示は可能です。)

スポンサードリンク

関連記事

no image

「WorkFlowyらしさ」から考える「WorkFlowyの本質的な基本機能」

1.なぜ、WorkFlowyの基本機能を、淡々と説明するのか? (1) WorkFlowyの基本機能

記事を読む

no image

Evernote・WorkFlowy/カード・こざね

1.はじめに 『知的生産の技術』を読んだ私が感じたことは、同書のカード・システムとWorkFlowy

記事を読む

no image

MacのキーボードショートカットでWorkFlowyのトピックを自由に操り、WorkFlowyをテキスト管理システムとしてうまく機能させるための、MacOS基本設定

1.問題:Macのキーボードから、WorkFlowyのキーボードショートカットを自由に操るには、どう

記事を読む

no image

続・WorkFlowyの文字数を数える(WorkFlowyを「文章エディタ」へと育てる)

1.WorkFlowyを「文章エディタ」に育てる知的生産の治具 2015年3月、『アウトライン・プロ

記事を読む

no image

「WorkFlowy専用Firefox」にローカルファイルリンク機能をつけて、WorkFlowyを知的生産のコックピットに(Window&Mac)

先日、こんなエントリを書きました。 WorkFlowyに書いたURLを活用し、WorkFlowyを思

記事を読む

no image

WorkFlowyをプレゼンツールとして使うことのメリット

1.WorkFlowyをプレゼンツールとして使う 仕事などで、プレゼンの機会をいただくことがあります

記事を読む

no image

「WorkFlowyによる文書作成は、実に楽しい。」という主観的な経験を観察することを通じて、文書作成ツールとしてのWorkFlowyの可能性を考察する(概観)

1.「WorkFlowyによる文書作成は、実に楽しい。」 WorkFlowyを文書作成ツールとして使

記事を読む

no image

WorkFlowyのトピック折りたたみ機能とは何で、どんな役割を果たすのか?

1.巨大なリストの認識を助ける、WorkFlowyのトピック折りたたみ機能 WorkFlowyは、テ

記事を読む

no image

「WorkFlowyによって、私が新しく始めた行動は、何もない。」でも「WorkFlowyによって、私の生活は変わった。」

1.WorkFlowyは、どのように、私の生活を変えたのか? 2015年になってからの9ヶ月弱で、私

記事を読む

no image

アドオン「Stylish」による「推敲用WorkFlowy」(段差フラット&bullet非表示)

1.問題意識 私は、WorkFlowyを、「文章を書き上げるためのツール」として使っています。 W

記事を読む

スポンサードリンク

スポンサードリンク

no image
お待たせしました! オフライン対応&起動高速化のHandyFlowy Ver.1.5(iOS)

お待たせしました! なんと、ついに、できちゃいました。オフライン対応&

no image
「ハサミスクリプト for MarsEdit irodrawEdition」をキーボードから使うための導入準備(Mac)

諸事情により、Macの環境を再度設定しています。 ブログ関係の最重要は

no image
AI・BI・PI・BC

AI 『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』を読

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]「それは、サピエンス全体に存在する協力を増やすか?」という評価基準

1.「社会派」に対する私の不信感 (1) 「実存派」と「社会派」 哲学

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]サピエンス全体に存在する協力の量と質は、どのように増えていくのか?

『サピエンス全史』は、大勢で柔軟に協力することがサピエンスの強みだと指

→もっと見る

  • irodraw
    彩郎 @irodraw 
    子育てに没頭中のワーキングパパです。1980年代生まれ、愛知県在住。 好きなことは、子育て、読書、ブログ、家事、デジタルツールいじり。
    このブログは、毎日の暮らしに彩りを加えるために、どんな知恵や情報やデジタルツールがどのように役に立つのか、私が、いろいろと試行錯誤した過程と結果を、形にして発信して蓄積する場です。
    連絡先:irodrawあっとまーくtjsg-kokoro.com

    feedlyへの登録はこちら
    follow us in feedly

    RSSはこちら

    Google+ページ

    Facebookページ

PAGE TOP ↑