テーマをStinger3(の子テーマ)に変更した理由と、1ヶ月後の検証項目
目次
1.テーマを「Stinger3」(の子テーマ)に変更
先日、このブログのWordPressのテーマを、「Stinger3」に変更しました。
一応、Stinger3の子テーマを作ったのですが、子テーマを構成するファイルはstyle.cssただひとつである上に、このスタイルシートには記事内のh2タグ~h6タグについての記述しかないので、ほぼ素のStinger3です。
2.変更の理由
変更した理由は、大きく分けて、3つです。
(1) 自分で作ったTwenty Twelveの子テーマに、多少の不安を感じていた
それまで使っていたテーマは、Twenty Twelveを自分なりにカスタマイズした子テーマでした。カスタマイズした内容は、主に以下の通りです。
- 記事タイトルをh2タグにした
- 記事内のh3タグ~h6タグのデザインを変えた
- サイドバーの幅を少し増やした
- Google AdSenseを設置した
- Twitter、Facebook、Google+、はてなブックマーク、Pocketのソーシャルボタンを設置した
- 記事のコメント欄を削除した
- その他、不要なフッターを消した
Twenty Twelveはレスポンシブデザインなので、Twenty Twelveをカスタマイズした子テーマもレスポンシブになって、なかなかいいではないかと満足していました。
しかし、自分としては、できる限りシンプルにしたつもりで、表示速度も速くなるといいなと思っていたのですが、表示速度は遅かったです。また、レンタルサーバーのログを見ると、なにやらよくわからないエラーが出ていました。
エラーの原因や表示速度が遅い理由が何かはよくわからないかったのですが、Twenty Twelveを手探りでカスタマイズしたときに、自分ではよくわからない何かを変な風にしてしまったのかなあ、と感じていました。
(2) 「SEOに強い」の標準を知りたかった
Stinger3の売りは、「SEOに強い」ことです。いろんなブログでも、Stinger3は「SEOに強い」と書かれていて、導入1ヶ月でPV●倍!という報告をしているブログもありました。
この「SEOに強い」というのがどういうことなのか、「SEOに強い」の標準を知りたいと思いました。以前から、自分なりには、Googleの要請に応えようと努力してテーマをカスタマイズしていたつもりなので、それと比べてどうなんだろう、ということを知りたいと思いました。
そのためには、実際に導入してみるのがいちばんなので、導入しました。
(3) 常に表示されるソーシャルボタンと追随するサイドバーをプラグインなしで実装したかった
Stinger3は、ひととおりの機能を備えています。
ページナビゲーションやパンくずリストも魅力だったのですが、それ以上に私が惹かれたのは、常に表示されるソーシャルボタンと、追随するサイドバーです。これを備えようと思えば、私のスキルからすれば、プラグインを使うしかないのですが、プラグインを使わないでテーマの機能で実装できるなら、それはそれでけっこうではないか、と思いました。
ちなみに、追随するサイドバーには、feedlyやRSS、Facebookページなどの案内を載せたいと思っていましたので、今は、そうしています。
3.求めていない点
これに対して、以下の2点は、Stinger3には求めていません。
(1) Google AdSense関係
まず、Google AdSense関係は、特に求めていません。
収益の点では、PVが一定なら少なくとも3,4割は下落、PVが大きく増えても、今と同じくらいの収益に落ち着くんじゃないかなあ、と予想しています。その理由は、Stinger3には、タイトル下の広告がないことです。このブログの以前のテーマのGoogle AdSenseの収益は、大まかに言って、タイトル下が5割、記事下が4割、サイドバーが1割、でした。そのタイトル下がなくなると、たぶん、収益は大きく落ちます。
また、Stinger3で使うGoogle AdSenseのコードは、パソコン用とスマートフォン用それぞれ1個ずつです。どの場所の広告がどれくらいの収益を上げたかを分析することができません。そのため、Google AdSenseに関して、細かくカスタマイズしていくのには、向きません。
今の自分にとって、Google AdSenseからの収益を最大化することの優先順位は低いので、Google AdSense関係ではデメリットかなと思いましたが、このことはStinger3導入の障害にはなりませんでした。
(2) カスタマイズの簡単さ
次に、カスタマイズの簡単さも求めていません。テーマによっては、テーマのカスタマイズメニューからかなりいろんなカスタマイズができるようですが、Stinger3は、そんなテーマではないようです。
ただ、テーマの著作権リンクを表示している限り、子テーマなどでカスタマイズすることは自由とのことなので、少し落ち着いたら、子テーマをどんどんいじって、自分なりの改良をしていこうと思います。
3.1ヶ月後の検証予定項目
今回、Stinger3を採用したのは、こんな理由です。最低限のカスタマイズはしましたので、とりあえずこのまま1ヶ月使ってみて、1ヶ月後、以下の項目を検証する予定です。
(1) PVは増えたのか?
いちばん大切な検証項目は、PVです。Stinger3の力で、Googleの表示順位が上がって、PVが増えるかどうか、です。
ここ半年くらい、このブログのPVは、だいたい一定で安定しています。1ヶ月後に、PVが2倍近く上がっていれば、それはStinger3の効果と考えてよさそうです。
反対に、Stinger3導入によって、PVがぜんぜん変わらなかったとしても、それはそれで、ひとつのよい知見です。それまでに自分が作っていた子テーマが、SEO上もそれほど悪くないということを意味するからです。
まずはPVの変化を検証したいと思います。
(2) feedly、RSS登録者などは増えたのか? SNSでの共有は増えたのか?
次に、常に表示されるソーシャルボタンと追随するサイドバーの威力です。feedlyなどの購読者が増えたのか、また、SNSでの共有が増えたのか、です。
ある意味、PVよりも大切な点なので、ここも期待しています。
(3) Google AdSenseの収益はどうなのか?
それから、これはよい結果はあんまり期待していないのですが、Google AdSenseがどのように変化するか、です。現時点では、3,4割減で収まればいい方だろうなと思っているのですが、さて、どうなのか。期待が裏切られるとうれしいけれど、仮に9割減とかになっちゃっても、金額で言えばたいした金額ではないので、よしとします。
4.今のところ、満足です
ともあれ、Stinger3、今のところ、満足です。いちばん気に入っているのは、字が大きくて記事が見やすい点。また、表示の速さも、以前に比べたら改善したように思います。
また、Stinger3は、人気のテーマで、使っている方も多いので、カスタマイズの情報もネット上にたくさん蓄積されています。今後、子テーマをさらに充実させていく過程では、これらの情報を参考にすることになりそうです。
今後末永く、このテーマのお世話になれればいいなと思っています。
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