Evernote子ども成長記録ノートのためには、AndroidのWriteNote Proが、iPhoneのPostEverよりも、優れている理由
公開日:
:
最終更新日:2013/09/26
Evernote Evernote子ども成長記録ノート
目次
1.Evernote子ども成長記録ノートのために、AndroidのWriteNote ProとiPhoneのPostEverを活用
私はスマートフォンからいろいろな恩恵を受けていますが、私の幸福度を高めることにもっとも貢献しているスマートフォンの使い方は、Evernoteに保存している子ども成長記録ノートです。
我が家で大活躍!子育てを彩る、Evernote子ども成長記録ノートの作り方と共有方法 | 単純作業に心を込めて
Evernote子ども成長記録ノートは、子どもの毎日を、Evernoteに、写真とコメントで、1日につき1つのノートで記録する、というものです。1台のスマートフォンがあれば、写真とコメントの記録を残すのも簡単ですし、その日や過去の子ども成長記録ノートを見て楽しむのも簡単です。
子どもの写真とコメントを1日1ノートにまとめるためには、1つのノートにどんどん追記する機能を持つアプリを使います。この機能を持つ代表的なアプリは、AndroidのWriteNote Proと、iPhone/AndroidのPostEverです。
似たような機能を持つふたつのWriteNote ProとPostEverなのですが、Evernoteに子どもの成長記録のために写真を投稿するという用途との関係では、WriteNote Proの方が、優れています。その理由は、PostEverに比べて、WriteNote Proの方が、投稿する写真の選択がやりやすいことです。
以下、AndroidのWriteNote ProとiPhoneのPostEverを比較します。
2.AndroidのWriteNote Proが、iPhoneのPostEverよりも、格段に優れているポイント
(1) WriteNote Pro(Android)の場合
WriteNote Proは、Androidのインテント(共有)機能の受け取り側に対応しています。そのため、ギャラリーアプリから写真を選択して、その写真データをインテント(共有)することで、WriteNote Proに写真データを渡すことができます。
したがって、WriteNote ProからEvernoteに写真を投稿するには、次の手順になります。
- カメラアプリで、写真を撮影する
- ギャラリーアプリで、写真を選択する
- ギャラリーアプリから、写真データを、インテント(共有)で、WriteNote Proに渡す
- WriteNote Proでコメントを加えて、投稿する
(2) PostEver(iPhone)の場合
PostEverに写真を添付するためには、ふたつの方法があります。PostEverから写真を撮る方法と、カメラロールに保存された写真をPostEverから選択する方法です。
a.PostEverから写真を撮影する
PostEverに内蔵されたカメラで写真を撮影する方法です。
- PostEverを開く
- カメラマークをタップする
- PostEverのカメラが起動するので、写真を撮影する
- 「取り直し」か「保存」かを選択する
- 「保存」を選択すれば、写真が添付されるので、コメントを加えて投稿する
b.カメラロールに保存された写真をPostEverから選択する
PostEverに内蔵されたビューワからカメラロールに保存された写真を選択する方法です。
- PostEverを開く
- ギャラリーマークをタップする
- PostEverのビューワが開くので、写真を選択する
- 写真が添付されるので、コメントを加えて、投稿する
(3) WriteNote ProとPostEverとの比較
a.結論
WriteNote Proの方が、使いやすいです。
b.理由
(a) 写真を撮る→気に入った写真が撮れたら、Evernoteに投稿、という2段階が適している
まず、PostEverの、PostEverから添付する写真を撮影する方法は、あまり使い勝手がよろしくありません。子どもはうろちょろ動きますので、一発でよい写真が撮れることは少ないです。とすれば、1枚1枚、投稿するかを確認し、今ひとつだったら取り直す、という方式は、無駄が多いです。
そうではなくて、先に何枚も写真を撮って、気に入った写真が撮れたら、それをEvernoteにアップする、という2段階が、適しています。
そこで、PostEverの内蔵カメラで写真を撮影する方法は、使いません。
(b) WriteNote Proの方が、操作の数が少ない
となると、ギャラリーアプリからインテントで写真データをWriteNote Proに渡す方法(Android)と、PostEverの内蔵ビューワでカメラロールの写真を選択する方法(iPhone)の比較です。
このふたつを比較すると、まず、WriteNote Proの方が、操作の数が少ないです。
WriteNote Proに写真を添付するためには、以下の6操作が必要です。
- カメラアプリを起動する
- 写真を撮影する
- ギャラリーアプリを開く(通常、カメラアプリからそのままギャラリーアプリへ移動可能)
- 写真を選択する
- インテントをタップする
- インテント先アプリとして、WriteNote Proを選択する
これでWriteNote Proに写真が添付された状態になります。
PostEverに写真を添付するためには、以下の7操作が必要です。
- カメラアプリを起動する
- 写真を撮影する
- ホームに戻る
- PostEverを開く
- ギャラリーアイコンをタップして、内蔵ビューワを開く
- 内蔵ビューワで、「カメラロール」を開く
- 内蔵ビューワで、写真を選択する
これで、PostEverに写真が添付された状態になります。
(c) PostEverの内蔵ビューワは、写真のサムネイルが小さい
操作の数は、微々たる違いですが、もうひとつの点は大きな違いです。それは、PostEverの内蔵ビューワの写真のサムネイルが小さく、拡大できないために、よい写真を選択するのが難しいことです。
iPhoneのPostEverで画像を選択するためには、PostEverに内蔵されたビューワを使います(Androidの場合は、ギャラリーアプリを選択することができます)。問題は、この内蔵ビューワです。写真一覧画面に表示されるサムネイルが小さい上に、拡大することができません。表情やピントなどを確認するには、この小さなサムネイルでは不便です。
これに対して、AndroidのWriteNote Proなら、写真の選択は、任意のギャラリーアプリを使います。サムネイルの大きさを設定することもできますし、拡大して確認することもできます。表情やピントの具合を確認するには、こちらの方が、格段に好都合です。
3.PostEverではないiPhoneのEvernoteアプリを研究したい
妻がiPhoneに機種変更したため、我が家のEvernote子ども成長記録ノートへの投稿は、iPhoneからの投稿が中心を占めることになりました。iPhoneのPostEverから画像を投稿する操作があまり使いやすくないなら、別のアプリを使うのがよいかもしれません。
幸いなことに、iPhoneのアプリには、Evernoteと連携するアプリが、たくさん存在します。これを機に、PostEverではないiPhoneのEvernoteアプリを研究したいなと思います。
ひとつのノートへの追記機能を持っていそうなアプリは、今のところ、次の2つです。まずはこのふたつを試してみます。
えばろぐ
Clever
iTunes App Store で見つかる iPhone、iPad、iPod touch 対応 Clever – できる大人のEvernoteクライアント
スポンサードリンク
関連記事
-
サポテキ(5) Evernoteへサポテキからテキストを投稿する方法を3つ
1.Evernoteへサポテキからテキストを投稿する 私は、サポテキを、もっぱら、テキストデータの
-
AndroidでEvernoteを使う際の工夫~iPhoneとの比較~
AndroidでEvernoteを使うことについて考えてみます。比較対象は、iPhoneでEvern
-
我が家の子育て×Evernote。子育てのためにEvernoteに入れているものと、その目的・方法
1.我が家の子育ては、Evernoteなしには語れない 我が家の子育てには、Evernoteが大活躍
-
Evernoteを整理する3つの目的「検索を補助」「だけ&もれなく一覧表示」「頭と心を整える」
1.どうやってEvernoteを整理するかを決めるために、なんのためにEvernoteを整理するかを
-
Evernoteを毎日自然に使うまでの4段階
1.Evernoteを、毎日、自然に、使う (1) Evernoteの強み Evernoteは、「す
-
Androidの使い方の一例(機種・キャリア/使い方・アプリ・設定)
今の私のAndroidの使い方をメモしておきます。 1. 機種とキャリア (1) 機種 SC-
-
Evernoteで何をしたらいいの?と思ったときに参考になる、Evernote使い方実例は、Evernote公式ブログにたくさんある。
1.Evernoteは、自由なサービスだから、何をするといいかわからない (1) Evernoteは
-
「自分以外の読み手を想定している&書いたあとで整理する」の領域に位置づけられる、Postach.ioとFargo
1.「自分以外の読み手を想定している&書いたあとで整理する」候補の、Postach.ioとF
-
紙の本の読書ノートを、Evernoteに蓄積する
1.紙の本の読書ノートをEvernoteにとる 次の記事を読みました。 で、思いついた読
-
Evernote for Android(3.6)が公開。ウィジェットがパワーアップ&音声認識・テキスト変換が可能に。
Evernote for Android(3.6)が公開されました。 Evernote for