7GBか3GBか。Xiパケ・ホーダイプランの選び方(現状確認方法と使い方ごとの目安)
0.要約
(1)Xiパケ・ホーダイの選び方
- Xiパケ・ホーダイ フラット
-
- 5985円/月
- 月の通信量7GBを超えると、当月末までの通信速度が送受信時最大128kbpsになる。
- テザリングを利用しても、料金は変わらない。
- Xiパケ・ホーダイ ライト
-
- 4935円/月
- 月の通信量3GBを超えると、当月末までの通信速度が送受信時最大128kbpsになる。
- テザリングを利用しても、料金は変わらない。
毎月の通信量が余裕を持って3GBにおさまるなら、Xiパケ・ホーダイ ライトを選ぶのがお得。3GBを超える可能性があるなら、Xiパケ・ホーダイ フラットにしておく方が無難。
(2)現状の通信量を確認する方法
a.パケットとGBとの換算
- 7GBは、5872万0256パケットです。
- 3GBは、2516万5824パケットです。
Packet Conversion/パケコン 手軽にパケット・バイト換算
b.現状の通信量を確認する方法(docomoの場合)
- docomoから届く請求書を見る
- My docomo(アプリまたはウェブサイト)で確認する
(3)目安
通信量の目安は、このページが参考になります。
hi-ho 会員サポート 1GB(1000MB)はどれくらいの通信量ですか?
(4)Xiパケ・ホーダイ ライトがお得になる人の目安
以下の2つの条件にあてはまる人は、月3GBで足りる可能性が高いのではないかと思います。
- スマートフォンで動画を見たりテレビ電話をすることはない。
- 自宅や職場に無線LAN環境がある。
1.2つのXiパケット定額プランと、プラン選択の考え方
(1)2つのXiパケット定額プラン
Xiには、ふたつのパケット定額プランがあります。 Xiパケ・ホーダイ フラットと、Xiパケ・ホーダイ ライトです。どちらも、その月の通信量が一定値を超えると、速度制限がかかります。
- Xiパケ・ホーダイ フラット
-
- 5985円/月
- 月の通信量7GBを超えると、当月末までの通信速度が送受信時最大128kbpsになる。
- テザリングを利用しても、料金は変わらない。
- Xiパケ・ホーダイ フラット | 料金・割引 | NTTドコモ
- Xiパケ・ホーダイ ライト
-
- 4935円/月
- 月の通信量3GBを超えると、当月末までの通信速度が送受信時最大128kbpsになる。
- テザリングを利用しても、料金は変わらない。
- Xiパケ・ホーダイ ライト | 料金・割引 | NTTドコモ
(2)プラン選択の考え方
どちらのプランも、設定された通信量(7GBまたは3GB)を超えると、速度制限がかかり、当月末までの通信速度が128kbpsとなります。128kbpsの通信速度は、テキストのみのメールをするくらいならそれほど不便ではないでしょうが、写真を送ったり、パソコン向けのウェブサイトを閲覧したり、動画を閲覧したり、クラウドサービスとデータを同期したり、アプリをダウンロードしたりするには、遅さを実感するくらいの速度です。スマートフォンを使うには、128kbpsでは不便です。そのため、プランを選択するにあたっては、速度制限に引っかからない通信量を確保することが大切です。
他方で、スマートフォンの通信量は、使い方によって、大きく変わります。スマートフォンで何をするか、どのアプリを使うか、どれくらいの時間スマートフォンを操作するか、などによって、月間通信量には、10倍、100倍以上の開きが生まれます。
したがって、自分の使い方ではどれくらいの通信量が予測されるのかを確認する必要があります。そのためには、現状の通信量を把握することと、何をするとどれくらいの通信量になるのかの目安を確認することが大切です。
順に確認します。
2.現状の通信量を確認する方法
(1)前提知識:パケットとGBとの関係は?
携帯電話会社が料金請求のさいに使う通信量の単位は、「パケット」です。この「パケット」は、B・MB・GBなどのバイトと換算することができます。
- 1パケットは、128バイトです。
- 7GBは、5872万0256パケットです。
- 3GBは、2516万5824パケットです。
その他のGBをパケット換算するなら、この計算機を使うのが便利です。
Packet Conversion/パケコン 手軽にパケット・バイト換算
(2)自分の現状通信量の確認方法
自分が現状でどれだけの通信量を使っているかは、キャリア会社(docomo、au、SoftBankなど)で確認することができます。
ドコモなら、以下の方法で、自分の使用パケットを確認することができます。
a.請求書の記載
毎月送られてくる請求書に、その月のパケット数が記載されています。
b.My docomoアプリを使う方法
docomoのAndroidスマートフォンなら、My docomoアプリというアプリをインストールできます。このMy docomoアプリから、毎月の通信量を確認することができます。
My docomo – Google Play の Android アプリ
c.ウェブのMy docomoページから確認する方法
ウェブのMy docomoからでも、通信量の確認は可能です。
3.使い方ごとの、7GBと3GBの目安
スマートフォンではない携帯電話からスマートフォンに機種変更する場合は、現状の通信量は、まったく参考になりません。従来型の携帯電話での通信量と、スマートフォンの通信量は、次元が違います。
また、機種変更の機会にスマートフォンの使い方を変えること、たとえば、音楽のストリーミング再生を始める、などということがあり得ます。この場合も、現在の通信量は参考になりません。
さらに、FOMAからXiへ機種変更する場合、テザリングをしても料金が変わらないため、テザリングの使用を開始することが考えられます。この場合、テザリングによって、通信量が増える可能性があります。
以上のようなケースでは、現状の通信量を確認するだけでは、不十分です。どのようなことをすればどの程度の通信量となるのかの目安が必要になります。
そこで、おおざっぱな目安と、何をするとどれくらいの通信量になるのかをメモします。
(1)おおざっぱな目安
- スマートフォンから、メール・Googleカレンダー・Toodledo・Evernote・インターネットブラウジングをする程度であれば、1GBで余裕です。(私はこれくらいです。)
- 写真を送る(メール送信、SNSへの投稿、インスタントアップロード等)としても、1日数枚なら、1GBも行きません。
- 動画を見る場合、3GBでは心許なく、7GBあっても足りないかもしれません。
- 自宅等に光回線があり、無線LAN環境を構築している場合、かなりの程度通信量を抑えることができます。
(2)参考になるページ
このページには、1GBの通信量で、何を何回できるか、何を何分間できるかが、わかりやすくまとまっています。7GBと3GBの通信量のイメージをつかむために、参考になります。(Yahoo!トップページの表示、画像を添付したメールの送信、YouTube360pの動画再生、Googleマップの表示、Skypeの通話の通信量を表にしてまとめてあります。)
スポンサードリンク
関連記事
-
auとSoftBankはiPhone5で盛り上がっているのにdocomoは蚊帳の外で寂しいので、docomoのAndroidのいいところを探す
1.はじめに iPhone5が発表されました。auとSoftBankは盛り上がっています。でも、d
-
Xperia V(SO-01E・Tsubasa)が発表された日に、Xperia SXの入荷連絡が来たため、検討する。
1.はじめに 2012年8月29日、IFA2012において、新型Xperiaが発表されました。do
-
Xperia SXでのフリック入力が改善しそうな予感。ATOK for Androidの「キーボードの高さ調整」
1.Xperia SXの魅力と課題 Xperia SXは、私にとって、かなり魅力的な端末です。コン
-
サポテキ(4) 特定の人宛のspモードメールをさくっと作成する
1.spモードメールアプリ上の操作をできる限り少なくするために サポテキは、メーラーアプリにテキス
-
Android+WriteNote Proを使って、Everenoteに写真+文字で子どもの成長記録を残す方法
0.概要 (1)子どもの成長記録は、写真+文字でEvernoteに残すのがよいと思う。 【理由】
-
Androidで撮影した写真を整理する仕組み
スマートフォンに機種変更をしてから、スマートフォンで写真撮影をする機会が増えました。しかし、Andr
-
Androidをストレスなく使うための、4つの投資
1.Androidは、手をかければ、悪くない Androidは、手がかかります。Androidを使っ
-
この2点が備われば、WriteNoteは、私のAndroid上で、PostEver並の活躍をしてくれるはず
1.はじめに WriteNoteは、Evernoteにテキストデータを投稿することに特化した、シン
-
Read It Laterがpocketになりました。Android版pocketを少し触ってみた感想。
はじめに 愛用している「あとで読む」サービスのRead It Laterが、名称を、Pocketに
-
使用期間21ヶ月で判定結果86%の電池容量を維持したAndroidの充電方法
1.ドコモショップでの「電池容量テスト」 (1)ドコモショップで電池容量テストを受ける