作りながら学ぶことの力ー本格ビジネスサイトを作りながら、WordPressを学ぶ
公開日:
:
最終更新日:2013/11/13
WordPress
目次
1.はじめに
GWを利用して、WordPressを勉強しました。ローカルにXAMPPでテスト環境を整え、ローカルにWordPressをインストールし、そこでいろいろと試しています。
WordPressフォーラムをはじめとするインターネット上に蓄えられた情報を見ながら勉強しようかとも思いましたが、やはり本があったほうがいいだろうと思い、『本格ビジネスサイトを作りながら学ぶWordPressの教科書』を購入しました。この本を選んだのは、「WordPressで本格ビジネスサイトを作ることができるんだ」という興味関心からでしたが、結果として、正解だったと思います。
WordPressもPHPもまったく知らなかった私ですが、この本の言うとおりに、2,3日の間、WordPressをいじっていたら、WordPressやPHPの基本的な仕組みが、少しずつわかってきました。作りながら学ぶことの力を実感しています。
まだまだ勉強は続きますが、GWも終わったので、これまでに得ることができたものを、メモしておきます。
2.前提条件
(1)私の仕事
私の仕事は、コンピュータやデザインとは無関係です。ウェブもコンピュータもデザインも素人です。どれも好きではありますが。
(2)私のウェブ制作やプログラミングの知識レベル
もう10年以上経ちますが、大学生のときに、HTMLとCSSの基本を本を読んで勉強しました。HTML・CSSのごく基本的な考え方・理念は理解しているつもりです。
それ以外のコンピュータ言語は、何も知りません。PHPも、今回WordPressをいじるまで、存在すら知りませんでした。(今でも、WordPressとPHPの関係がよくわかりません。)
WordPressのテーマ制作は、まったく経験がありません。しようと思ったことも、少し前までは、ありませんでした。
(3)コンピュータ環境
今回、使用しているコンピュータは、Windows7のVAIO Xです。薄さと軽さを追求したモバイルノートです。それほどパワフルなマシンではありません。
PHPファイル、HTMLファイル、CSSファイルの編集には、秀丸エディタを使用しました。
(4)参考にした他の書籍・サイト
HTMLとCSSの参考書がほしいなあと思いながら作業をしていましたが、手元にありませんでした。
そこで、とほほのwww入門を参照しました。
3.どんな風に学んできたか
『本格ビジネスサイトを作りながら学ぶWordPressの教科書』の言うとおりに、作業をしました。指示されたファイルを、指示された通りに編集し、指示された通りに更新しました。言われるままに作業をして、本と同じ表示になることに、いちいち感動していました。
2,3日で、同書の第1部を終えました。これでだいたいの基本がわかったので、残りの部分をやるかどうかは、未定です。GWも終わっちゃいましたし。
4.何を得たか
今回、同書の言うとおりに作業をしたことで、私が得たものを、以下に箇条書きします。
- WordPressの仕組みが何となくわかった
- WordPressのテーマがどのように成り立っているのか、わかった
- PHPの文法のはじめの一歩がわかった
- WordPressとPHPをきちんと勉強したくなった
- HTMLとCSSをもう一回勉強したくなった
- WordPressのテーマを自作することもできるな、という感覚を持つことができた
- WordPressのテーマを自作するという目標を持った
- 職場のウェブサイトを(デザインは今と変えずに)WordPressに移行することもできるんだな、ということがわかった
- 職場のウェブサイトを(デザインは今と変えずに)WordPressに移行するという目標を持った
以上の得たものは、大きく分けて、以下の4つではないかと思います。
(1)基礎知識の獲得
言われるとおりに作業をして、ときに失敗することで、基本的な知識を得ることができました。
WordPressのことも、PHPのことも、ぜんぜん知らない状態からのスタートでしたが、ごく基本的な仕組みや、初歩の文法は理解できたと思います。
(2)学習意欲の向上
実際に作ってみて、体系的に勉強したい、という気持ちになりました。
『本格ビジネスサイトを作りながら学ぶWordPressの教科書』は、WordPressのことも、PHPのことも、体系的に解説しているわけではありません。しかし、その場その場で必要なことを教えてもらい、その通りに作業をすることで、いろんな疑問とか、小さな感動とかをたくさん感じました。この疑問や感動によって、WordPressとPHPを、体系的に学びたい、という気持ちになりました。
(3)何となくできるなという感覚の獲得
『本格ビジネスサイトを作りながら学ぶWordPressの教科書』では、HTMLでできたサンプルサイトをWordPressサイトにするという作業を行います。言われるままに作業をすれば、確かに、HTMLサイトがWordPressサイトに変貌します。
このプロセスを経験することで、何となくできるなという感覚を獲得することができました。
HTMLサイトをWordPressサイトにすることができるんだ、HTMLファイルとCSSファイルからWordPressのテーマを制作することができるんだ、などなど。
何となくできるなという感覚をもてると、新しい知識を獲得するまでの見通しが開けるため、助かりました。
(4)目標の設定
WordPressを使えば何ができるかがわかり、そのことを実現することも不可能ではないとわかったことで、目標を設定することができました。
とりあえず、私の目標は、次の二つです。
- このブログのテーマを自分で作る
- 職場のウェブサイト(HTMLでできている)を、デザインはそのままで、WordPressサイトにする
5.今後の勉強
WordPressをいじってみて、HTML、CSS、PHPの勉強をしたくなりました。いい本を探して、少しずつ勉強したいと思います。
また、HTMLとCSSは、10年以上前に勉強したにも関わらず、今でも十分役に立つことがわかりました。汎用的な知識を勉強することの力を実感しました。PHPにもそんな力があるのではないかと思いますので、ちょっと力を入れて、勉強しようと思います。
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