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WorkFlowyのある世界の物語(想田彩郎の場合)

公開日: : 最終更新日:2015/09/17 WorkFlowy

想田彩郎35歳の問題意識

想田彩郎は35歳。従業員10名程度の小さな調査会社で働いている。主な仕事内容は、クライアントから依頼された調査である。現場を訪れ、その場を観察し、何人もの人から話を聞き、最終的に、文章を中心とする報告書にまとめる。

彩郎は、大学生の頃から文章を書くことが好きで、5年前に始めたブログを今も続けている。読んだ本の感想や知的生産に関する考察が主なテーマだ。

彩郎は、2児の父でもある。妻も働いているため、帰宅後は子育てと家事をしているだけで一日の大半が終わる。家の書斎でゆっくりとブログを書くなんてことはできない。

そこで彩郎は、通勤電車や現地調査に向かう新幹線を書斎にして、パタパタとブログを書き続けていた。

ブログを書くために彩郎が使っていたのは、テキストエディタである。個人用のMacBook AirからはMac用のテキストエディタで書き、iPhoneからはiPhone用のテキストエディタで書き、会社のWindowsデスクトップからはWindows用のテキストエディタで書いていた。これらのテキストファイルをクラウドサービスを使って同期して、どこからでも、最新版の原稿に書き加えられるような仕組みを作った。この仕組みを作ったときは、クラウドサービス万歳と心の中で喝采したものである。

しかし、最近では、この仕組みが破綻しつつある。問題は、大量の書きかけのテキストファイルが溜まってしまうことだ。ブログ原稿を書く時間が細切れに刻まれているためか、彩郎は、ブログ原稿を書いていると、同時並行でいろいろなことを書きたくなってしまう。ひとつの原稿を書いていたら別のことを思いつき、そちらを書いているうちにまた別のことを思いつき、いつのまにか最初に書こうとしていた原稿が埋没し、という感じである。彩郎の手元には、大量の書きかけの文章群が、日の目を見ないまま、どんどんと溜まっていった。

ずらりと並ぶ未完成のテキストファイルを目の前に、彩郎はなんとかしなくちゃなあという漠然とした問題意識を抱いていた。

WorkFlowyとの出会い

そんなある日のこと、友人からWorkFlowyのことを聞く。なんでもこのWorkFlowy、シンプルなクラウドアウトライナーなのだが、ブラウザをカスタマイズすることで自分好みの道具に仕立てられるということだ。

最初、彩郎は、わかってない、と思った。アウトライナー? ひとつの文章を構造化するための道具でしょ。それなら、テキストエディタと項目番号で十分。私が求めているのは、大量の書きかけの文章群全体を管理するための仕組みなのだ。この仕組みを実現するのは、アウトライナーのようなシンプルなアプリケーションではなくて、データベースのような複雑で高度なシステムのはずだ。こんなふうに考えていた。

しかし、その友人は、WorkFlowyこそが、大量の書きかけの文章群全体を管理するための最適解なんだ、という。具体的には、未完成の文章全部をひとつのアウトラインに放り込む。WorkFlowyはひとつのアウトラインしか作れないから、書きかけの文章を全部WorkFlowyで管理すれば、必然的にこうなる。このシンプル極まりない仕組みが、大量の書きかけの文章群全体を管理するために、びっくりするほどうまく機能するんだと、友人は目を輝かせて語った。

WorkFlowyが大量の書きかけの文章群全体を管理するシステムになる、ということに、彩郎は、半信半疑だった。でも、自分好みの道具にカスタマイズできるということは、彩郎の心をくすぐった。ものは試しだ。試行錯誤を大切にしている彩郎は、実際にWorkFlowyを使ってみることにした。

「Organize Your Brain」

友人のアドバイスで、愛用のブラウザGoogle Chromeを立ち上げ、WorkFlowyのウェブサイトをチェックしてみる。「Organize Your Brain」というキャッチフレーズが目に入る。「WorkFlowy is a notebook for lists. Use it to be more creative and productive.」か。なるほど。うん、よくわからん。彩郎は日本語が大好きで英語には興味がない。

ともあれ、メールアドレスとパスワードさえ入力すれば、無料でアカウントを作ることができるらしい。彩郎は、早速無料アカウントを作成した。

アカウントを作ってログインすると、Google Chromeにシンプルな白い画面が現れた。あまりの白さに、何を書いていいか戸惑うが、ひとまず今朝思いついたアイデアを言葉にしてみる。リターンを押すと新しい行が作られ、Tabでインデントすることができる。

少し使って、感覚をつかんだ後、もう少し情報がほしいと思った。ウェブを調べてみると、WorkFlowyの使い方を身に付けるには、ヘルプ動画とデモが便利だと書いてある。とりあえずこの2つを見てみることにする。

ヘルプ動画は、画面右上の「Help」で確認できた。説明が英語だったので、説明内容はほとんど理解できなかったが、基本的な操作方法は理解できた。

デモは、WorkFlowyが用意するチュートリアルのようなものだ。デモのアウトラインを題材に、WorkFlowyが推奨する動作を実際に試すことができる。彩郎は、特にZoomに衝撃を受けた。ひとつひとつのトピックを独立した文章のように扱うことができるのか。

ヘルプ動画とデモでWorkFlowyの概要をつかんだので、次は、自分好みの道具にカスタマイズ、とやらを調べてみることにした。

段差ラ部との遭遇

しかし、WorkFlowyの公式サイトには、カスタマイズのカの字もない。Settingメニューを開いても、設定項目はごく僅かである。どういうことだ?

そのとき、友人の「ブラウザをカスタマイズする」という言葉を思い出した彩郎は、WorkFlowyのカスタマイズはユーザーが勝手にやっている非公式なものなのかもしれないと思い至り、「WorkFlowy」のキーワードでGoogle検索をした。

いくつかのページをブラウズしていると、「段差ラ部」という名前のウェブサイトに辿りついた。段差を愛でる部活、という意味であるらしい。ウェブサイトには用語コーナーなるものがあり、「dansaholic」という言葉も紹介されている。なんだこのあやしいページは。。。

とはいえ、あやしさに目をつぶれば、段差ラ部はすごかった。とりわけWorkFlowy情報については、量質ともに、他のサイトを凌駕している。段差ラ部メンバー、すなわちdansaholicたちのWorkFlowy活用事例が、ユーザーごとに紹介されている。スクリーンショットや動画を見ると、そこには、自分のブラウザに表示されたシンプルな白い画面とは別ものに思えるWorkFlowyがたくさん並んでいた。カスタマイズは十人十色で、同じひとつのウェブサービスだとは信じられないほどだ。

「Make lists. Not war.」

彩郎の中に、WorkFlowyを自分色に染めたい気持ちがむくむくと沸き上がってきた。

でも、彩郎は、WorkFlowyそのものにどういった機能があるのかまだ把握していない。カスタマイズで大切なことは、カスタマイズ以前の素の道具で何ができるかをきちんと把握することだ、と彩郎は思っている。

そこでしばらくの間、何もカスタマイズしない素のWorkFlowyを使ってみて、その後改めてWorkFlowyをカスタマイズすることにした。

そのときにまた帰ってこようと思い、彩郎は、段差ラ部のページをそっと閉じた。

素のWorkFlowyは、使っていて気持ちのよい道具だった。

それまで彩郎は、ウェブアプリというものに対して、「遅い・不安定・ごちゃごちゃとうるさい」というイメージを抱いていた。

でも、WorkFlowyはちがった。さくさくと軽快に動くし、安定している。広告もなければ、WorkFlowyに対するリンクすら、とてもひっそりとしている(おまけに、「Make lists. Not war.」というすてきな言葉も書いてある)。

これほどまでに使っていて気持ちのよい道具と出会ったのは、はじめてである。彩郎はうれしくなった。

あっという間に無料アカウントで利用できるトピック数では足りなくなって、有料のWorkFlowy Proに申し込んだ。トピック数制限の天井が外れたことで、彩郎のWorkFlowyに対する没頭度合いは、一段と加速した。

足りない機能

ただし、何もカスタマイズしないで素のままで使っているだけあって、やはり自分が必要とする機能がいろいろ足りない。

一番足りないと感じたのは、ブログに投稿するときのExportである。WorkFlowyには3種類のExportが用意されているが、どの形式でExportしても、そのままではブログに投稿できない。いったん余計な記号やスペースを削除してプレーンなテキストに整形してから、あらためてHTMLにする必要がある。WorkFlowyのアウトライン構造も、HTML構造も、どちらも文章の意味構造を表現しているのに、これをそのまま活かせないことに、不合理さを感じた。

また、特定のトピックに移動する機能も不十分だと感じた。アウトラインが巨大になるにしたがって、特定のトピックへ移動するための手間がどんどん増えている。公式にはStarという機能が用意されているが、フォルダで整理することもできず、使いにくかった。

その他、細々とした欲しい機能のことを考えながら、彩郎は、再び、段差ラ部のウェブサイトにアクセスする。

「WorkFlowy専用Firefox」

久しぶりに訪れた段差ラ部のウェブサイトには、大きく「WorkFlowy専用Firefox」と書かれている。WorkFlowyを使い始めた人を対象に、「WorkFlowy専用Firefox」というTipsを紹介する特集ページらしい。

「WorkFlowy専用Firefox」とは一体どんな特別なFirefoxなんだろう、と興味を引かれたが、読んでみるとなんのことはない、単にFirefoxをWorkFlowy専用に使うだけだ。

彩郎も、以前はFirefoxを使っていた。しかし、アドオンを追加するにしたがって徐々に動作が重くなり、漠然とした不満を感じていた。ちょうどそこにGoogleからChromeが公開されたので、乗り換えた。以後、Google Chromeに大きな不満を感じることなく、Google Chromeをデフォルトブラウザとして使い続けている。Firefoxの開発が存続していたことすら、関心の範囲外だった。

そんなわけで、彩郎のデフォルトブラウザはChromeなので、FirefoxをWorkFlowy専用に使うことにまったく抵抗はない。が、なんでわざわざ専用ブラウザにするんだろう。そんな疑問を持って段差ラ部を読み進めると、Firefoxに蓄積されたたくさんのアドオンやFirefoxがもつ多彩な設定項目を、WorkFlowyのためだけに集中して活用できる、とのこと。なるほど、汎用機ではなく専用機というイメージか。

「WorkFlowy専用Firefox」の意義をなんとなく理解した彩郎は、Firefoxのインストールページへ移動した。

Firefoxインストール後、FirefoxでWorkFlowyにログインする。FirefoxにあらわれるWorkFlowyの画面は、これまで使っていたGoogle Chromeと同じである。当たり前だ。

ここから、段差ラ部のアドバイスに従い、自分の「WorkFlowy専用Firefox」を作る。

まずは、ブックマークを使う。WorkFlowyのトピックには、固有のURLが割り当てられていて、そのURLをクリックすれば、一瞬でそのトピックに移動できるらしい。しかも、Firefoxならば、キャッシュの関係か、ブックマークからトピックのURLにアクセスしても、WorkFlowy全体が再読込とならず、移動が一瞬である。これはすごい。

彩郎は、自分がよく使うトピックのURLをフォルダなどで整理した。まるでEvernoteアプリのようだ。満足である。

次に、アドオンを追加する。段差ラ部に進められるまま、StylishとTile Tabsを追加した。

さらに、ブックマークレットである。段差ラ部のメンバーが知的生産の治具工房を営んでいるらしく、ハサミスクリプトというプログラムが配布されている。アウトラインの構造を保ったままHTMLに変換するスクリプトを発見し、彩郎は、まさにこれがほしかったんだよ!と膝を打った。

WorkFlowyで大量の書きかけの文章群を管理する

さて、それから3ヶ月もたっただろうか。彩郎もWorkFlowyにずいぶんと慣れてきた。使い心地はというと、すこぶるよい。しっくりくる感覚を覚えている。

ベースとなるWorkFlowyのシンプルさが肌に合う上に、自分の気に入ったツールだけを組み込んでいるから、自分のWorkFlowy専用Firefoxの全機能を熟知していると言ってもいいくらいだ。

ブログ原稿を投稿するときは、ハサミスクリプトが活躍している。HTMLを整えるというボトルネックが解消されたことで、アウトプット量は増えた。

大量の文章群全体を管理する仕組みの点でも、WorkFlowyはうまく機能している。ひとつのトピックの下に書きかけの文章を並べているだけなのだが、このシンプルな仕組みが、驚くほどうまくいっている。使えば使うほど秩序が生まれているのを目にして、彩郎は、『「超」整理法』の押出しファイリングシステムと似ている、と感じた。

WorkFlowyで大量の文章群を管理する意義は、単に書きかけの文章が埋没しづらいことにとどまらなかった。それまでは、ひとつのテキストファイルに書いた文章の断片は、そのテキストファイルの外へはなかなか広がっていかなかった。しかし、WorkFlowyにはファイルの壁がない(そもそもWorkFlowyにはファイル概念がない)。ひとつの文章だと思って書き始めた文章が他の文章の一部に溶け込んだり、ひとつの文章だと思って書き始めた文章の中に書いたわずか1行が膨らんで長大なブログ記事になったり、ということが、頻繁に生じた。

ますます文章を書くのが楽しくなっている彩郎であった。

段差ラ部への接近/WorkFlowy生態系の担い手へ

そんなある日のこと、Twitterで、段差ラ部がWorkFlowyの活用事例を募集しているという情報が流れてきた。

ウェブ上のどこかに活用事例をアップして、ハッシュタグ「#段差ラ部」をつけてリンクをツイートすればいい、というすごくゆるい企画だ。段差ラ部らしい。

今までの彩郎は、段差ラ部の情報を読むばかりで、自分の情報を発信したことはなかった。段差ラ部へ入部するにはどうしたらいいんだろう、という興味もあったが、自分はdansaholicだろうかと自問自答すればそういうわけでもないし、で、ためらっていた。

でも、この活用事例くらいなら、いいかなあ。変な人たちだとしても、Twitterでの絡みだけなら、そのうち忘れてもらえるだろうし。軽い気持ちで応募してみようかなあ。

というわけで、再び段差ラ部のウェブサイトに出かけると、「WorkFlowyの生態系を育てる」というタイトルが目にとまる。

活用事例の件は後回しにして、まずこの情報をチェックしてみることにする。

内容をよく読むと、WorkFlowyのためのブックマークレットを開発する方法や、WorkFlowyのために使えるStylishのスタイルを書く方法が説明されている。それによると、WorkFlowyはブラウザから使うウェブサービスなので、ブックマークレットというJavaScriptをベースとしたプログラムを使うことができるらしい。また、WorkFlowyの見た目はHTMLとCSSによって実現されているため、Stylishを使えば見た目をほぼすべてカスタマイズできるらしい。

段差ラ部に蓄積された多くのプログラムやスタイルは、このように、ひとりひとりが具体的なニーズを満たすために生み出されてきたという。それがWorkFlowyの生態系なのだ、と。

段差ラ部メンバーをはじめ、いろいろな人がブックマークレットやスタイルを提供していることは前から知っていたが、実際に説明を読んでみると、それほど難しくなさそうだ。自分にもブックマークレットやスタイルの作成ができそうな気がしてくる。

そういえば、WorkFlowyで推敲をするときに、かえってWorkFlowyの段差がじゃまになることを感じていた。これをフラットに表示すれば、推敲の役に立つんじゃないか。

あとは、齋藤孝氏の三色ボールペン方式をWorkFlowyで実現できるかもしれない。下線・太字・斜体をカスタマイズすれば、青・赤・緑の三色に簡単操作で塗り分けられるのではないか。理想のデジタル三色ボールペンになるかもしれない。

推敲用WorkFlowyや三色ボールペンWorkFlowyは、自分のほかにも、必要としてくれる人がいる可能性がある。だとしたら、自分がこのスタイルを考えて公開することは、WorkFlowyの生態系を育てることにもつながるのでは? 単なるひとりのユーザーであるだけでなく、WorkFlowyの生態系に貢献できるようになったら、これはすごいぞ。

これらがうまくいったあかつきには、これらのスタイルをあいさつがわりに、dansaholicがここにもいるぞ、と段差ラ部への入部を宣言しようかなあ。あの人たちは受け入れてくれるだろうか。密かにこう考える彩郎であった。

【あとがき】

このフィクションは、『書くためのパソコン』「第6章 電子原稿用紙の使い方」に登場した榊田耕作さんの物語(p.148~)に触発されて書きました。

同書が提示する「オブジェクト型ワード・プロセッサ」という夢に、2015年の私は、大きなワクワク感を感じました。そして、WorkFlowyを核に、これと同じようなことをやっていけたらいいな、と思っています。

「オブジェクト型ワード・プロセッサ」という夢と、その実現

このフィクションは、ほとんど全部フィクションです。でも、自分がWorkFlowyに没頭した過程をふり返って、ポイントポイントで感じたことを盛り込みました。このフィクションを読んで、WorkFlowyに対する興味を持っていただけたなら、とてもうれしいです。

ところで、この物語は、いつの物語なのでしょうか。私がイメージしている時期は、おおむね、今から1,2年後です。2015年1月から9月までのWorkFlowyの盛り上がり方からすれば、1,2年後にこの世界が実現することは、十分可能だと踏んでいます。

なお、物語の中で登場する段差ラ部は、ウェブサイトこそ持っていませんが、実在します。たくさんのdansaholicが所属していることはまちがいではありませんが、たぶんあやしい集団ではありません。段差に興味をお持ちの方は、Twitterを「#段差ラ部」で検索し、出てきた面々にお気軽に絡んでください。

【関連情報】

想田彩郎35歳の問題意識

現実の彩郎(私)は、ここで書いた問題意識を、当初、Evernoteによって解消することができました。

なぜ、「書く」ワークスペースとして、Evernoteを使うのか?

WorkFlowyとの出会い

「テキストエディタと項目番号で十分」というのは、こういうことです。

項目番号はアウトライナーになる(項目番号によって文章の構造を組み立てる)

「Organize Your Brain」

デモについては、ここにも書きました。

WorkFlowyの公式デモページで、アカウントを作成せずに、WorkFlowyを体験する

段差ラ部との遭遇

現実世界における段差ラ部の主な活動領域は、Twitterです。

#段差ラ部 – Twitter検索

段差ラ部で桝目を学ぶ 〜マンダラートに抱いていたネガティブな先入観がひっくり返った話〜

「Make lists. Not war.」

有料版WorkFlowy Proのもっとも重要な特徴は、トピック数無制限です。天井が取り払われたような自由を感じられるはずです。

WorkFlowy Proの説明

足りない機能&「WorkFlowy専用Firefox」

「WorkFlowy専用Firefox」の概要は、ここに書きました。

「WorkFlowy専用Firefox」によって、パソコンからのWorkFlowyを、さらに強力なツールに育て上げる(Windows&Mac)

アドオンについては、ここにまとめました。

「WorkFlowy専用Firefox」に追加しているアドオンとその役割の整理(2015/08段階)

今は、次の4つを使っています。

ブックマークレットは、なんといってもハサミスクリプトと、あとは文字数カウントです。

WorkFlowyで大量の書きかけの文章群を管理する

ファイルの壁について、段差ラ部で意見交換をすることができたことが、とても大きかったです。

特に、Evernoteとアウトライナーの比較がためになりました。

全体としてひとつの流動的な有機体であるか否か(Evernoteとプロセス型アウトライナーの思想のちがい)

今では、私は、文章とは文章の集合体なんだ、と考えています。なんのこっちゃ、ですが。

文章の個数(WorkFlowyで文章を書くこと)

「ひとつの文章だと思って書き始めた文章の中に書いたわずか1行が膨らんで長大なブログ記事になったり」とは、こういうことです。

深層からのスタート(読書ノートのメモが成果物に結実するひとつのパターン)

段差ラ部への接近/WorkFlowy生態系の担い手へ

WorkFlowyの生態系のイメージは、こんな感じです。

WorkFlowyは「文章エディタ」になりうるか?(WorkFlowyの生態系を育てる)

想田彩郎さんが思いついた2つのスタイルが実現すると、こうなります。

WorkFlowyの有機体はとてもゆるいので、誰でもどのようにでもその一翼を担うことができます。

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