Kindle本を、三色ボールペン方式で読む(kindle.amazon.co.jp × 「三色ボールペンWorkFlowy」)
目次 [非表示]
1.解消したい課題
私は、紙の本を、三色ボールペン方式で読んでいます。
三色ボールペン方式とは、齋藤孝氏が『三色ボールペンで読む日本語』で提唱した読書の技法です。赤・青・緑の3色を使える三色ボールペンで、次の色分けルールに従って、本に線をひいたり、書き込んだりします。
- 赤色:客観的にとても重要
- 青色:客観的にまあまあ重要
- 緑色:主観的におもしろい
●
ところで、ここ数年、読書に占めるKindleの割合が、どんどん増えています。理由は、Kindleが読書のボトルネックを解消してくれるからです。
- 本を保管する場所のボトルネック
- 紙の本は、保管するための物理的な場所を用意しなくちゃいけない。
- Kindle本は、保管するための物理的な場所を必要としない。
- 本を読む場所やタイミングのボトルネック
- 紙の本は、持ち運べる冊数に限度がある。
- Kindle本は、大量の本を持ち運べる。本棚ごと持ち歩いているようなもの。
Kindleを使うと、なぜ、読書量が増えるのか?→Kindleが3つのボトルネックを解消するから。
●
Kindleがボトルネックを解消してくれたおかげで、私の読書量は増えました。Kindleには、とても感謝しています。
他方で、Kindle本では、三色ボールペン方式が使えません。
私がメインで使っているKindle Voyage(やKindle Paperwhite)は白黒です。また、Kindle for Mac、Kindle for iOSなどは、カラフルなハイライトは使えるものの、赤と緑、青と緑など、複数の色を重ねることができない上に、書き込む文字の色自体を色分けすることができないためです。
三色ボールペン方式は、私にとって、読書の基本技法です。三色ボールペン方式を実践することで、紙の本から得られる収穫は、確かに増えました。
ところが、Kindle本では、三色ボールペン方式が使えます。そのため、Kindle本からの収穫は、紙の本からの収穫よりも、小さくなっているのではないか、というのが、私が漠然と抱いていた危機意識でした。
●
このように、私は、「Kindle本を、三色ボールペンで読むには、どうしたらよいか?」という課題を抱えていました。
2.課題の解消方法
最近、この課題を解消できました。
解消方法は、
Kindle本のハイライト箇所を、kindle.amazon.co.jpからWorkFlowyに取り込み、
WorkFlowyに取り込んだハイライト箇所を「三色ボールペンWorkFlowy」で読む。
です。
この方法を、以下、説明します。
3.説明
(1) 基本的な考え方=Kindleそのものではできないから、WorkFlowyに取り込んでからやる
基本的な考え方は、
- Kindleそのもので三色ボールペン方式を実践することはできないけれど、WorkFlowyに取り込めば三色ボールペン方式を実践できる
- Kindleのハイライト箇所をWorkFlowyに取り込むことはできるから、KindleからWorkFlowyに取り込んだ後で、三色ボールペン方式をする
というものです。
Kindleには、kindle.amazon.co.jpという便利なサービスがあります。このサービスを使えば、Kindle本のハイライト箇所を、WorkFlowyに取り込むことができます。
私のWorkFlowyは、今、「三色ボールペンWorkFlowy」です。「三色ボールペンWorkFlowy」は、私の知る限り最強の「デジタル三色ボールペン」です。
ですから、Kindle本のハイライト箇所を「三色ボールペンWorkFlowy」に取り込むことで、Kindle本を三色ボールペン方式で読むことができます。
(2) Kindle本のハイライト箇所を、kindle.amazon.co.jpからWorkFlowyに取り込む
Kindle本のハイライト箇所は、kindle.amazon.co.jpに一覧で表示されます。
kindle.amazon.co.jpのハイライト一覧は、ブックマークレット「KindleHighlight」を使えば、WorkFlowyに取り込むことができます。
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この方法では、Kindle本のハイライトは、WorkFlowyで読むべき場所を抜き出すためです。あまり絞り込まずに、あえて多めにハイライトをつけるのがコツです。
Kindle本にハイライトをつける方法については、以下の記事をご覧ください。
kindle.amazon.co.jpのハイライト一覧については、以下の記事をご覧ください。
- Kindleの個人ページ(kindle.amazon.co.jp)はおもしろい
- Kindleのハイライト箇所をテキストでEvernoteに取り込み、読書のアウトプットを促す(kindle.amazon.co.jp)
- Kindleのハイライト箇所が「kindle.amazon.co.jp」に表示されないときの対策手順
kindle.amazon.co.jpからWorkFlowyにハイライト一覧を取り込む方法については、以下の記事をご覧ください。
- ブックマークレット「KindleHighlight」で、「kindle.amazon.co.jp」から、Kindle本のハイライト箇所を、シンプルなデータで、クリップボードに取り込む
- WorkFlowyにKindleのURLを書いて、「読書ノート」を育てる
ただし、Kindle本のハイライト箇所をWorkFlowyに取り込むには、たくさんのトピック数を消費します。新規トピック数制限のないWorkFlowy Proか、招待によるボーナスを稼ぐか、いずれかが必要です。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
(3) 「三色ボールペンWorkFlowy」で、三色ボールペン方式を実践する
アドオン「Stylish」で下線・太字・斜体をカスタマイズすれば、WorkFlowyで三色ボールペン方式を実践できるようになります。「三色ボールペンWorkFlowy」です。
「三色ボールペンWorkFlowy」にKindle本のハイライト箇所を取り込めば、WorkFlowyの中で、Kindle本を三色ボールペン方式で読むことができます。
●
「三色ボールペンWorkFlowy」の意義と作り方は、以下の記事をご覧ください。
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「三色ボールペンWorkFlowy」は、WorkFlowyの下線・太字・斜体の見た目を変えただけのものです。そのため、「三色ボールペンWorkFlowy」を使いこなすためには、WorkFlowyの下線・太字・斜体の理解が助けになります。
「三色ボールペンWorkFlowy」でKindle本を読むと、こんな感じになります。
4.まとめ
Kindle本を三色ボールペン方式で読むには、どうしたらよいでしょうか。
ハイライト一覧をWorkFlowyに取り込み、WorkFlowyの中で三色ボールペン方式を使えばよいです。
このために準備すべきことは、以下のとおりです。
- Kindle本のハイライト箇所をWorkFlowyに取り込むために
- Kindle本をハイライトする方法を知る
- Kindle本のハイライト一覧をWorkFlowyに取り込む方法を知る
- ハイライト一覧を取り込んでもトピックス制限に引っかからないように、WorkFlowy Proにするか、招待ボーナスをたくさん稼ぐ
- WorkFlowyに取り込んだハイライト箇所を、「三色ボールペンWorkFlowy」で読むために
- Firefoxにアドオン「Stylish」を追加して、WorkFlowyを「三色ボールペンWorkFlowy」にする
- 「三色ボールペンWorkFlowy」の操作を身につけて、WorkFlowyの中で、Kindle本を三色ボールペン方式で読む
三色ボールペン方式を読書の基本にしているKindle愛用者の方は、よろしければ、お試しください。
お知らせ
このエントリは、その後、加筆修正などを経て、書籍『クラウド時代の思考ツールWorkFlowy入門』の一部分となりました。
書籍『クラウド時代の思考ツールWorkFlowy入門』の詳細目次と元エントリは、次のとおりです。
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