子どもとiPadの、両親共通の我が家ルール
目次
1.iPadで子育てが助かっているけれど、iPadは強力すぎる気もする
(1) iPadで、子育てがすごく助かっている
我が家にiPadがやってきたのは、3年くらい前です。我が家に子どもがやってきたのは、2年くらい前です。iPadは、私たち夫婦が子育てを始めたいちばん最初から、我が家で活躍しています。
iPadは、子育てのために、大きな力を発揮します。
iPadなら、断乳や寝かしつけなど、そのとき気になっていることに関するちょっとした情報収集をするのが、簡単です。
iPadなら、離乳食のレシピを調べるのが便利です。
iPadなら、クラウドに蓄積した子どもの写真や動画を見ることができます。家族みんなで楽しむことができます。
iPadなら、実家や親戚や友だちとFaceTimeでテレビ電話をすることができます。テレビに繋いで大画面テレビ電話を楽しむこともできます。
子育てのために、我が家にiPadがいてくれてよかったなあと、心底思います。
(2) iPadは、強力すぎる気もする
他方で、iPadは、特に子どもとの関係では、ちょっと強力すぎるような気もします。
うちの子どもは、今2歳くらいです。生まれたときからiPadと一緒なので、iPadで何ができるかを、かなり把握しています。iPadを使えば、じぃじ・ばぁばとテレビ電話ができること。iPadでアンパンマンのゲームができること。iPadで動物園に行ったときのビデオを見ることができること。iPadでいとこの写真を見ることができること。全部わかっていて、iPadが大好きです。
大好きなので、机の上に置いてあるiPadを発見すると勝手にホームボタンを押して画面をオンにしてしまいます。(適当なのか狙ってなのかは不明ですが)Evernoteアプリを開いて、以前遊びに行った遊園地の写真を見たりします。手の届かないところにiPadを発見すると、「あいぱぁっどぉー、あいぱぁっどぉー」と、繰り返し訴えます。iPadを使い始めると、「もういっかぃ、もういっかぃ」と言い続け、自分からはやめたがりません。
子どもにiPadを触らせてきた経験からすると、iPadは、子どもの成長や教育にとっても、力を発揮するんじゃないかなと感じています。私は、iPadを、子どもにとって悪いものだとは思っていません。子どもにiPadを触らせることを一切やめる、というのは、今のところは、したくない選択肢です。
でも、iPadを触っている子どもを見ていると、子どもにとって、iPadは強力すぎるのかなあ、という気もします。
(3) 両親共通の、我が家ルールを決める
子どもにiPadを触らせることをやめるでもなく、他方、子どもが望むままにiPadを触らせるわけでもなく、バランスをとってiPadを子育てに使うために、どうしたらいいんだろう、ということは、ここ最近の私のテーマのひとつです。
この解決策として、「両親共通の、我が家ルールを決める」ということを、今日、やってみました。
まず、iPadという強力なものとうまくつきあうためには、自分で決めたマイルールを作るとよいんじゃないかと思います。
そして、マイルールを決めるなら、両親共通のルールの方がよいように感じます。両親で方針がちがうと、子どもが混乱しそうですので。
こんなわけで、今日、「両親共通の、我が家ルール」を決めましたので、ブログにまとめます。
(4) 前提としての、我が家の条件
家族は、父母子どもの3人です。
父(私)はフルタイム、母(妻)は時短で働いてます。
子どもは2歳くらいで、今、保育園に通ってます。
2.2014/03段階の我が家ルール
今のところの我が家ルールは、次の3つです。
- 【第1ルール】やることとやらないことを、両親共通で線引きする
- 【第2ルール】親も一緒に触る・子どもだけで触らせない
- 【第3ルール】就寝前は触らせない
【第1ルール】やることとやらないことを、両親共通で線引きする
まず、「やることとやらないことを、両親共通で線引きする」ということです。
iPadなら、いろんなことができます。子どもにとってよさそうなことも、たくさんあります。それこそ、無限にあります。
でも、いくら子どもにとっても良さそうでも、いくら子育てにとって便利そうでも、手当たり次第いろんなことにiPadを使わせていると、際限がなくなります。
そこで、線引きをすることにしました。そして、この線引きは、両親共通にすることにしました。
今日の家族会議では、とりあえず、こんな感じに落ち着きました。(私はもうちょっと多くしたいんだけれども、両親共通の線引きであることが大切な気がするので、まあ、仕方ないです。)
□やること
- FaceTimeで実家の両親とテレビ電話する
- Evernoteで子どもと一緒に子ども成長記録ノートを見る
□やらないこと
- それ以外。
今後、子どもの成長度合いを見て、ちょいちょい両親会議を開いて、やることとやらないことを見直していきます。(そのときには、子ども用アプリを潜り込ませたいなあ。アプリ研究とプレゼンを頑張ろう。。。)
【第2ルール】親も一緒に触る・子どもだけで触らせない
次に、「親も一緒に触る・子どもだけで触らせない」ということです。
iPadは、強力です。子どもは、iPadに触っていると、夢中になって、集中しています。子どもだけで触らせても、お利口にしています。
子どもだけで触らせても、お利口にしているので、私たち親は、子どもがiPadを触っている間、自分の時間を過ごすことができます。iPadを触っている子どもの隣で、本を読んだり、iPhoneでブログを読んだりすることができます。
できちゃいます。できちゃうので、これまで、私は、たまにやっていました。
でも、これはやめることにしました。iPadを子どもに触らせているときは、親も一緒にiPadを触ることにしました。
【第3ルール】お風呂から出た後、就寝前は触らせない
最後に、「お風呂から出た後、就寝前は触らせない」ということです。
一説によれば、就寝前に液晶画面の光を見ると、寝付きが悪くなるそうです。本には、脳が興奮するため、と書かれていました。
うちの子どもは、あんまり寝付きがよくありません。夜泣きもそこそこあります。できれば、寝付きに悪いことはしたくありません。悪いかもしれないことも、控えるにこしたことはありません。
そこで、就寝前は、触らせないことにしました。お風呂に入っている間に、iPadは子どもの目に触れないところに片付けておき、お風呂後は触らせません。
3.皆さんは、どうされてますか?
現時点(2014/03)の我が家ルールは、こんな感じです。とりあえずしばらくは、この我が家ルールでやってみるつもりです。
まあ、お出かけのときとか、実家に帰ったときなど、非日常の場面では、我が家ルールからはみ出ることもあるかと思います。でも、そこまで厳格には考えずに、自分の家で過ごしているときは、できるだけ守ろう、くらいで運用します。
我が家ルールを作ってみると、いろいろ迷い、考えます。根底には、子どもにとって、iPadは、よいものなのか、悪いものなのか、というような、iPad観があるのかもしれません。奥深い問題です。
また、子どもの年齢によっても、状況は変わりそうです。我が家ルールを固定したものとは考えずに、柔軟に見直していこうと思います。
我が家は今のところ、こんな感じに落ち着いたのですが、皆さんのところでは、どうでしょう。Twitterなどで教えていただければ幸いです。
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