Evernoteを育てる
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Evernote
1.Evernoteは、育つ
何を言っているんだと思われるかもしれませんが、Evernoteは、育ちます。
たとえば、Evernoteのアカウントを作って数日で、ノートの数が10個くらいしかないときと、Evernoteを使うようになってから数年が経ち、ノートの数が数千、数万になったときとを比べれば、後者の方が、Evernoteは育っています。
Evernoteを使い続ければ、Evernoteは育ちます。毎日、いろんな用途にEvernoteを使えば、それだけ、Evernoteの中にいろんな情報が蓄積されます。新しいノートをひとつ作れば、ノートの数がひとつ増えるのと同時に、Evernoteが育ちます。ノートブックやタグを使ってノートを整理すれば、ノートブックやタグが増えるのと同時に、Evernoteが育ちます。
2.Evernoteを育てる
(1) 育ったEvernoteは、大きな価値を生み出す
Evernoteは、個人が知的生産から生み出す価値を高めるための道具です。
よく育ったEvernoteは、あんまり育っていないEvernoteよりも、多くの価値を生み出します。
たとえば、よく育ったEvernoteなら、自分が何かを知りたいと思ったとき、Evernoteの中にその答えが見つかる可能性が高いですし、また、自分が何かを生み出したいと思ったときに、ヒントを与えてくれる可能性が高いです。
個人がよい知的生産をするため、Evernoteを育てることには意味があります。
(2) Evernoteを育てること自体に意義を感じる
これと同時に、私は、Evernoteを育てることそれ自体が好きです。Evernoteを育てることによって大きな価値を生み出す、ということは関係なく、Evernoteを育っていくこと自体が、楽しくて、うれしいです。
私がEvernoteに入れているのは、子どもの成長記録や、日記や、ブログの原稿や、思考を形にした文章や、大学の講義メモです。Evernoteを使う前は、これらはいろんなところに分散していて、そのうち散り散りになってしまって失われていたのですが、Evernoteを使うようになってからは、これら全部がEvernoteの中に、ちゃんと蓄積されます。
これらは、全部私にとって大切なものなので、Evernoteの中にこれらがどんどん蓄積されていることを想像すると、Evernoteが育っているんだなあと思って、うれしくなります。
また、最近では、「関連するノート」というすばらしい機能がありますので、Evernoteに蓄積したたくさんのノートと、意外なところで再会できます。これもまたうれしくて楽しいことです。
私が毎日一生懸命Evernoteを使っているいちばんの理由は、Evernoteを育てたいからかもしれません。
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