Kindle Paperwhiteで、テキスト選択と文字入力をちょっとでも快適にするコツ
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目次
1.Kindle Paperwhiteの、難点
(1) Kindle Paperwhite礼賛
Kindle Paperwhiteは、とてもよいです。
片手で快適に持てる大きさと重さです。また、画面中央をタップすることでページめくりをすることができるので、片手でKindleを持ちながら、同じ片手で、ページをめくることもできます。
目も疲れません。液晶とは段違いです。
バッテリーのもちはよいです。1週間、毎朝毎晩使っても、電池はなくなりません。
(2) わりと本質的な難点
ただ、Kindle Paperwhiteには、弱点もあります。それは、テキスト選択と文字入力がやりにくい、ということです。
テキスト選択は、快適ではありません。目的のフレーズや文章を選択しようとして、一発で思い通りの選択ができれば、運がいいなあと思えるほどのレベルです。
また、文字入力は、タッチパネルの反応があまりよくない(スマートフォンやiPadと比較して)上に、日本語入力システムに少々癖があるので、快適ではありません。
たとえば、読書メモをTwitterに共有する、ということをするのであれば、このふたつの問題は、わりと本質的な問題です。
何か改善策はないでしょうか。Kindle Paperwhiteのテキスト選択と文字入力をちょっでも快適にするための方策を、以下、検討します。
2.テキスト選択をちょっとでも快適にするコツ
(1) きもち、ゆっくり触る
Kindle Paperwhiteのタッチパネルは、スマートフォンやiPadの液晶とは、別物です。スマートフォンやiPadと同じ間隔でタッチしても、思い通りにテキスト選択をすることはできません。
スマートフォンやiPadと比較すれば、きもち、ゆっくり触るのがよいです。ゆっくり触って、テキスト選択モードに入ったのを確認してから、丁寧に、選択範囲を広げていくのがよいです。
(2) 伸び縮みを使う
Kindle Paperwhiteでテキスト選択をするときは、伸び縮みを使うことができます。いったん選択した後で、最初と最後を動かすことができます。
目的の範囲を一度の操作で正確に選択することは期待しないで、伸び縮みを使うとよいです。
(3) 多少ずれても、気にしない
さらに、本質的な対策としては、多少ずれても気にしない、ということです。
まず、自分のためのメモなら、ハイライト一覧画面には、選択部分の前後を含めて表示されますので、正確な範囲を選択できていなくても、支障はありません。
また、Twitterの読書メモでも、頭やおしりが切れていると、若干かっこわるいですが、まあ、それだけです。
多少ずれても気にしなければ、Kindle Paperwhiteのテキスト選択も、十分実用に耐えます。
3.文字入力をちょっとでも快適にするコツ
文字入力をちょっとでも快適にするコツは、日本語入力システムの癖とタッチパネルの性能を理解することです。
(1) 「。」と「、」は、確定になる
Kindle Paperwhiteの日本語入力システムでは、「。」や「、」を押すと、確定になります。たとえば、「思う。」と入力したいときに、「o m o u 。」と入力してしまうと、「。」を押したとたん、確定になってしまい、「おもう。」になります。
そこで、「。」や「、」を押す前に、変換ボタンを押しましょう。
(2) 予測変換を使って、こまめに変換
Kindle Paperwhiteの変換は、予測変換です。ATOKに比べれば賢くないですが、まあ、わりと使えますので、できるかぎり予測変換を使うのがよいと思います。
また、Kindle Paperwhiteの日本語入力システムは、文節ごとの変換や文節の伸び縮み、文節の移動に対応していません。一文節ずつ、こまめに変換する必要があります。
(3) 反応速度が遅いので、ゆっくり入力する
Kindle Paperwhiteのタッチパネルは、反応があんまりよくありません。スマートフォンやiPadと同じ間隔で入力すると、何文字か抜けてしまうこともあります。
人間の側でKindle Paperwhiteにあわせて、ちょっとのんびりめに入力するとよいと思います。
4.今後、Kindle Paperwhiteに進化してほしい部分
テキスト選択と文字入力は、今後、Kindle Paperwhiteに進化してほしいと、私がもっとも強く感じる部分です。技術的なことはよくわかりませんが、この点の真価を信じて、次のKindle Paperwhiteが出たら、私は確実に買うだろうなと思います。
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