ブログ記事の原稿を書くなら、Evernoteが一番。アイデアを、素早くキャッチし、気長に育てる。
目次
1.Evernoteでブログ原稿を書くと、何がよいか
このブログの原稿は、基本的には、すべて私のEvernote for Windowsで作成されています。テーマを思いつくことから、少しずつ文章のボリュームを増やすこと、そして完成形の原稿にするまで、すべてEvernote for Windows上で行っています。
Evernote for Windowsは、テキストを編集するアプリケーションとしては、最低限の機能しか持っていません。編集記号を表示させたり、行番号を表示させたり、正規表現を使ったりなどは、できません。テキストを編集するなら、Evernote for Windowsよりも、秀丸エディタのようなテキストエディタの方が、機能が豊富で、ふさわしいようにも思えます。
しかしそれでも、私は、ブログ原稿を書くならEvernote for Windowsがいちばんよい、と思っています。Evernoteの特徴であるデータ同期もそのひとつの理由ですが、それ以上の決定的な理由があります。それは、書いているときにやってきた別のアイデアを逃さずキャッチできて、そのキャッチしたアイデアの萌芽を着実に育てることができる、ということです。Evernoteなら、アイデアを、素早くキャッチして、気長に育てることができます。
2.書いているときにやってきたアイデアをキャッチできる
まず、Evernote for Windowsなら、書いているときにやってきたアイデアをキャッチできます。
(1) ある記事を書いているときに、別の記事のアイデアがやってくる
アイデアがやってくるのは、どんな場面でしょうか。いろんな場面があると思いますが、私の場合、ことブログのネタに関しては、ブログの原稿を書いているときです。つまり、ある記事を書いているときに、別の記事のアイデアがやってくるわけです。
(2) Evernote for Windowsは、突然降ってきたアイデアを捕まえるのが得意
Evernote for Windowsは、Evernote for Windowsである記事を書いているときに、別の文章のアイデアがやってきた場合に、そのアイデアを捕まえることが得意です。
Evernote for Windowsで記事を書いていれば、別の記事のアイデアがやってきたときに、すぐに新しいノートを作ることができます。「Ctrl+n」を押すだけです。それまで編集していたノートの保存に気を配る必要もなければ、新しいノートの保存場所を設定する必要もありません。「Ctrl+n」で新しいノートを作成し、そのノートに、アイデアの要点やアイデアのとっかかりなど、思いつく限りをメモするだけです。メモが終わったら、再び、もともと書いていた記事のノートに戻れば、何事もなかったように、もともとの記事の作成に戻ることができます。
3.キャッチしたアイデアを着実に育てる
次に、Evernote for Windowsは、というか、これはEvernoteの特徴かもしれませんが、アイデアを育てるのが得意です。
(1) Evernoteに保存したアイデアは、手間暇をかけやすい
アイデアは、アイデアだけでは何にもなりません。ブログとの関係では、そのアイデアを原稿となる文章にまで育ててはじめて、意味が出ます。
アイデアを育て、そのアイデアを文章という形まで結実させるためには、そのアイデアを元に、文章を書いたり、文章を並べ替えたり、削ったり、あるいは、必要な事項を調べたりする必要があります。このように、アイデアをまとまった文章にするまでには、それなりの手間と時間がかかります。
捕まえたアイデアに対して、それなりの手間と時間を注ぐためには、そのアイデアを、手間暇をかけやすい場所に置いておく必要があります。Evernoteは、この、手間暇をかけやすい場所にアイデアを置いておく、という点で、優れています。
(2) Evernoteに保存したアイデアに対して、Evernote for Windowsから、手間暇をかける
まず、Evernoteの中に、特定のテーマに結実するアイデアを保存するための専用ノートブックを作成します。ブログ記事なら、ブログ記事原稿用のノートブックを作ります。
そして、特定のテーマに結実するアイデアの全部を、そのEvernoteノートブックに保存します。このとき、ひとつのアイデアにつきひとつのノートにします。ブログ記事なら、ブログ記事原稿用のノートブックの中に、記事になりそうなアイデアのノートブックを、全部入れます。
あとは、時間ができたときに、Evernote for Windowsを開き、そのノートブックを眺めて、育てたいノートを開き、加筆したり、並べ替えたり、削ったり、あるいは、追加調査の結果をメモしたりします。
アイデアは、手間暇をかければかけただけ、形が整います。ブログ記事なら、手間暇をかけた分だけ、完成形のブログ記事に近づきます。何度も手間暇をかけて少しずつ編集していけば、最初はちょっとしたアイデアに過ぎなかったものが、ひとつのブログ記事という形になります。
スポンサードリンク
関連記事
-
-
好きな素材を、上達論のテキストとして使い込む
1.「上達論のテキストとしてみる習慣」という考え方 齋藤孝の『「できる人」はどこがちがうのか』に、
-
-
WorkFlowyで、文章となる枠の外に混沌さを排出して、文章を書く
私のしつこいおすすめ活動の成果か、ウェブ経由ではない何人かの知り合いが、WorkFlowyを使い始め
-
-
与件の範囲内での窮屈な文書作成が、ちょっと自由になる_文書作成ツールWorkFlowyの可能性(1)
個人的で主観的な経験なのですが、WorkFlowyで文書を作成するようになってから、文書作成がぐっと
-
-
Evernote×思考。Evernoteで、考えを捕まえ、育て、寝かせる。
1.Evernoteは、思考の場所 Evernoteのキャッチフレーズは、「すべてを記憶する」です。
-
-
Evernoteを育てる
1.Evernoteは、育つ 何を言っているんだと思われるかもしれませんが、Evernoteは、育ち
-
-
変化循環システム・試行錯誤の実験場・守るべき完成品と捉えないこと
1.「ブログは人生を変えるのか?」 『ブログを10年続けて、僕が考えたこと』の中に、こんな問いが出て
-
-
文章をアウトプットする仕組み
1.インプットとアウトプットとの関係 情報との接し方には、インプットとアウトプットがあります。ひとつ
-
-
ひとつの文章によってではなく、一連の文章群によって、何かを伝える
1.自分のブログに書く文章に、整った論理構造を与えやすいのは、表現する対象をシンプルに絞り込むことが
-
-
ずっと完成しないで変化し続ける有機体から、暫定的な作品群を切り取るためのハサミ
1.ずっと完成しないで変化し続ける有機体と、そこから切り取った暫定的な作品群を公開する場所 (1)
-
-
EvernoteよりもGmailの方がデータベースとしての使い勝手がよい、2つの理由
1.一般人がコスト0円で個人的なデータベースを持つための2つの手段 インターネットにはいろんな情報が