Google Chromeの機能拡張「Adblock Plus」を、Google AdSenseでは無効、Gmailでは有効にする方法
公開日:
        
        :
         最終更新日:2013/03/27        
        Google, ブログ        Google AdSense, GoogleChrome        
      
目次
1.Adblock Plusを使うと、Google AdSenseのページを表示できない
(1) Adblock Plus
私が使っている数少ないGoogle Chromeの機能拡張のうち(4つだけです)、影ながら大活躍している機能拡張は、Adlock Plusです。この機能拡張は、広告をブロックしてくれます。
私は、一般のウェブページを閲覧しているときに広告が表示されることはそれほど気にならないのですが、Gmailで広告が表示されることは、かなり気になります。そのため、Gmailから広告を除去するために、Adblock Plusを使っています。
(2) Google AdSenseのページを表示できない
このAdblock Plusは、便利な機能拡張なのですが、この機能拡張を入れているとGoogle AdSenseの管理ページを表示できなくなる、という問題を抱えています。Google AdSenseを使うなら、ちょくちょくと管理ページにアクセスする必要がありますので、Adblock Plusに関する手当が必要です。
2.アドレスバー横の赤い[ABP]から除外すると、Gmailも除外される
(1) Adblock Plusの除外機能
Adblock Plusには、ブロックを除外するための機能があります。簡単な方法は、アドレスバー右側の[ABP]という赤色八角形をクリックして、「このサイトで有効」のチェックを外すことです。すると、ドメインがAdblock Plusのホワイトリストに登録されて、当該ドメインのサイトでAdblock Plusが動かなくなります。
(2) Gmailも除外される
Google AdSenseについて、上記の方法でAdblock Plusを無効にすれば、Google AdSenseの管理ページにアクセスすることができます。
しかし、ホワイトリストはドメイン単位のようなので、Google AdSenseでAdblock Plusを無効にすると、おなじGoogleドメインであるGmailにおいても、Adblock Plusが無効になってしまうようでした。
3.Google AdSenseでは無効にして、Gmailでは有効にする
私がAdblock Plusを入れているのは、主にGmailで、広告によって集中力を邪魔されたくないからです。GmailのためだけにAdblock Plusを入れている、といっても過言ではありません。それにも関わらず、Adblock PlusがGmailで動かなくなるなら、意味がありません。
Adblock Plusを、Google AdSenseでは無効にして、Gmailでは有効にするためには、ドメイン単位ではなく、自作フィルタを使って有効・無効を指定する必要があります。
まず、Adblock Plusの設定メニューに入ります。Google Chromeのメニュー→ツール→機能拡張から、Adblock Plusの「オプション」を選択します。
Adblock Plusオプションページの「自作フィルタを追加」タブを選択します。ここの自作フィルタは、Adblock Plus フィルタ構文に準拠する必要があります。
Adblock Plus フィルタ構文によると、Adblock Plusの例外ページを指定するには、指定するURLの前に、「@@」という文字列を加えたらよいようです。
たとえば、Google AdSenseのURLは、「http://www.google.com/adsense/app」です。したがって、「@@http://www.google.com/adsense/app」というフィルタを作れば、OKです。
このフィルタを追加した上で、あらためてGoogle AdSenseの管理ページとGmailを開いてみると、Google AdSenseではAdblock Plusが無効となり([ABP]が灰色になっている)、GmailではAdblock Plusが有効([ABP]が赤色になっている)となります。
4.補足
その後、Twitterで、ご指摘&アドバイスいただきました。ありがとうございます。
普通のホワイトリストでは、ブロックしないだけなのに対して、$documentオプションを付けると、そのURL(この場合はGoogle AdSenseのページ)で、Adblock Plusを無効にすることができるそうです。
$documentオプションを付ける場合、フィルタは、「@@http://www.google.com/adsense/app$document」となるのではないかと思います。
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