Kindle Paperwhiteは、買いです。とてもいいところと、ちょっとだけいまいちなところ。
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目次
1.もっぱらKindle Paperwhiteによる、私のKindleライフ
すっかりKindle(という電子書籍サービス)を利用した読書がお気に入りです。当初、私は、主にAndroidスマートフォンのKindleアプリからKindle(という電子書籍サービス)を利用していました。しかし、先日、Kindle Paperwhiteを買ってからは、もっぱらKindle Paperwhiteを使っています。
Kindleは、Whispersyncという複数端末間での同期機能を備えているため、Kindle Paperwhiteを使い始めたからといって、AndroidスマートフォンのKindleアプリから読んだって、全然かまいません。しかし、今のところ、AndroidスマートフォンのKindleアプリを使う機会は、めっきり減りました。Kindle Paperwhiteが大変使いやすいため、AndroidスマートフォンやiPadのKindleアプリから読む気にならないからです。
しかしそれはいっても、Kindle Paperwhiteにも、ちょっといまいちなところもあります。
そこで、Kindle Paperwhiteの、とてもいいところと、ちょっといまいちなところを、3つずつまとめたいと思います。Kindle(という電子書籍サービス)を利用しているんだけれど、Kindle Paperwhite(という物理的な製品)は使っていない、という方の参考になれば、幸いです。
2.Kindle Paperwhiteのとてもいいところ
(1) 軽くて小さくて持ちやすい&持ち運びしやすい
Kindle Paperwhiteは、持ちやすいです。まず、軽いです。そして、小さいです。さらに、ディスプレイのまわりの枠が、手で持つのにちょうどよい幅と形をしています。おまけに、質感も、手にフィットします。
持ちやすいため、長時間読書をしていても、疲れません。片手で持って画面をタップしても、落としそうになることがありません。
また、小さくて軽いため、持ち運びも楽です。冬なら、コートのポケットにだって入ります。
(2) バッテリーの持ちがよい&充電も簡単
Kindle Paperwhiteは、バッテリーの持ちがよいです。たくさん使っても、1週間程度は、十分持ちます。
また、Kindle Paperwhiteの充電端子は、microUSBなので、いろんな機器の充電アダプタを利用することができます。モバイルブースターによる充電も可能です。
もともとバッテリーの持ちがよい上に、簡単に充電できるため、読みたいときに電池切れで読めないという事態は、ほぼ、発生しません。また、読みたいのに、バッテリーが心配だから読むのを控える、という事態にも、まず、なりません。
(3) 文字が見やすく、目の疲れが減った(気がする)
Kindle Paperwhiteは、文字が読みやすいです。
まず、ディスプレイがくっきりしています。
次に、ソフトウェアも優れています。フォントを選ぶことできますし、文字サイズもささっと変更可能です。行間の調整もできるため、自分の好みの行間で文字を読むことができます。
また、Kindle Paperwhiteのライトは、目に優しいそうです。実際、AndroidスマートフォンでKindle本を読んでいたころと比べると、断然、目の疲れが減った気がします。
3.Kindle Paperwhiteのちょっといまいちなところ
(1) 画面の反転が多い
Kindle Paperwhiteは、ページをめくるときに、一定割合で、画面が反転します。画面の反転とは、一瞬、画面が真っ暗になることです。感覚では、テキストばかりのページの場合、3,4ページに1回程度、画面の反転が生じます。
反転が生じること自体は、E-Inkという技術の性能上、仕方ないのかもしれません。しかし、3,4ページに1回の反転は、若干多いです。
SONYの電子書籍リーダー端末である「Reader」は、ページ切り替え時の画面反転を10回に1回程度に抑えているそうです。10回に1回程度になれば、もっと快適なのになあ、と思います。
(2) ときどきカクつく
分厚い本のページをめくるときなど、若干、カクつきます。
カクつくと、ページめくりができなかったかなと思って、再度画面をタップした結果、2ページ進んでしまう、ということも生じます。
カクつきは、端末の処理性能の問題だと思いますので、もう少しスペックアップして欲しいなあと思います。
(3) 文字選択がちょっとしづらい
Kindleのいいところのひとつは、文字を選択してメモを残したりハイライトをしたりできるところです。
しかし、Kindle Paperwhiteで文字を選択することは、必ずしも快適ではありません。選択モードに切り替わるまでの長押しの時間がちょっと長いことと、タッチ精度があまり高くないことが、その原因ではないかと思います。また、選択中に画面が一瞬反転することもよくあります。
これは、端末の処理性能とタッチパネルの性能の問題ではないかと思います。
4.結論
まとめとして、以下の2つが、私の結論です。
(1) 2013年1月現在、Kindle Paperwhiteは、買いです。7980円という価格からは考えられないくらい高いパフォーマンスをたたき出すはずです。
(2) Kindle Paperwhiteの新しいバージョンが出たら、すぐ買います。新しいバージョンは、おそらく処理性能やタッチパネル精度が向上していると思いますので、ちょっといまいちなところの大部分を解消してくれるのではないかと期待します。
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