プラグインBackWPupで、SugarSyncに、WordPressのXML・データベース・画像フォルダのファイルをバックアップ
公開日:
:
WordPress
目次
1.バックアップの仕組みを作ったきっかけ
先日、よくわからないままサーバーをいじった結果、すべての記事を消してしまう、という痛い目にあいました。なんのバックアップもとっていなかったため、復旧に手間がかかった上、今でも復活していないページがいくつかあります。
バックアップをとっておけば、こんなことにはならなかったのだろうと思い、今からでは遅いのですが、今後に備えて、WordPressをバックアップする仕組みを整えました。
2.バックアップの仕組みの概要
(1)利用プラグイン
WordPress › BackWPup « WordPress Plugins
(2)バックアップ先
同期型オンラインストレージサービス|SugarSync(シュガーシンク)
(3)バックアップするデータ(約50MB)
- WP XML Export
- Database Backup(すべて)
- File Backup(Blog Uploadsの画像フォルダ)
3.参考ページ
私は、以下のページを参考に、BacuWPupを使ってSugarSyncにデータをバックアップする方法を理解しました。
今こそ安心できるWordPressバックアップを!復旧作業まで実際にやってみたWordPress丸ごとバックアップ法 | 情報科学屋さんを目指す人のメモ
BackWPupでのWordPressバックアップとリストアに関するFAQメモ | 情報科学屋さんを目指す人のメモ
分かりやすく説明されています。BackWPupを使うなら、まずここを読むのが分かりやすいと思います。
特筆すべきは、復旧作業を解説している点です。もしものときは、このページを参考に復旧します。
WordPressの自動バックアップ運用はプラグイン「BackWPup」で決まり | 30代サラリーマン本気で副業
このページも分かりやすいです。各項目の意味がなんなのか、よく分かります。
BackWPup を SugarSync にできた! その設定方法 | thikasa note
BackWPupは、バックアップファイルのアップロードに10分以上かかると、エラーが出ます。SugarSyncへのアップロード速度からすると、バックアップファイルが100MBを超えると、10分制限に引っかかる可能性が出てきます。その場合の対処方法を解説しています。(ただし、私は、念のため、この制限に引っかからない範囲でのバックアップを選択しました。)
4.BackWPupで、SugarSyncに、XML・Database・画像フォルダのファイルをバックアップした理由
(1)プラグインBackWPupを使う理由
この次にブログ記事消失という参事に見舞われるのがいつかは、分かりません。それまでの間、愚直にバックアップをとり続けようと思います。
そのためには、手動で勤勉に作業するのではなく、プラグインを使うことが望ましいと思われます。
いろいろと調べてみましたが、BackWPupには、以下の3点の強みがあります。そこで、このプラグインを使用することにしました。
- 何をバックアップするかを、柔軟に設定できる
- どの感覚でバックアップするかを、柔軟に設定できる
- クラウドストレージへバックアップすることができる
(2)SugarSyncにバックアップする理由
WordPressデータのバックアップ先としては、サーバーが一般的だそうです。しかし、サーバー自体が飛んだときには、サーバー内のバックアップも同時に消失します。そこで、サーバー以外のどこかにバックアップする必要があります。
BackWPupなら、クラウドストレージへのバックアップが可能です。一般的なサービスでは、DropBoxやSugarSyncを選択することが可能です。
このうち、DropBoxについては、日常的に使用しているため、ここにWordPressのバックアップを作成すると、以下の3点で問題があります。そこで、DropBoxはやめました。
- 容量を食う
- PCとの自動同期がうっとうしい
- DropBoxのアカウントを入力する機会を、できる限り減らしたい
これに対して、私は、SugarSyncは使っていません。今後使う予定もありません。そのため、SugarSyncで新しいアカウントを作成し、バックアップ専用ストレージとすることにしました。
(3)バックアップデータの選択
BackWPupは、バックアップファイルのアップロードに10分以上かかると、エラーが出て再度アップロードをやり直す、という設定があるそうです。
これに対して、SugarSyncのアップロード速度は、10分間で100MB強だそうです。
そのため、バックアップするデータ容量が100MBを超えると、バックアップデータのアップロード中にエラーが発生してしまうそうです。
この対策として、BackWPupの設定をいじり、この時間制限をたとえば100分に変更する方法が公開されています。
しかし、バックアップするファイルの種類を絞れば、100MBに納めることも可能です。100MBにおさまるならば、通常の方法でSugarSyncでのバックアップができますので、まずは100MB以下になるように絞ることを試す方がよいと思われます。
いったんブログ記事を消失した経験からするに、私の場合、WordPressからエクスポートしたXMLファイルと画像データがあれば、復旧はかなりスムーズとなるような気がします。また、データベースをバックアップにはそれほど多くの容量を必要としないようなので、データベースもバックアップすることにしました。
以上から、以下の3つです。
- WP XML Export
- Database Backup(すべて)
- File Backup(Blog Uploadsの画像フォルダ)
これに対して、WordPress自体のファイルや、プラグイン、テーマをまるごとバックアップすれば、簡単にもとの環境に戻すことが可能だと思われます。しかし、私が使っているプラグインの数は多くないですし、テーマも拾ってきたものをそのまま使っています。したがって、WordPress、プラグイン、テーマのバックアップは必要ないと判断しました。
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