私にとってのXperia SX(SO-05D)の魅力 文字がくっきりきれいなことと、無理せず片手フリック入力可能なコンパクトさ
目次
1.Xperia SXの魅力
私は今、docomoのGALAXY S(SC-02B)を使用しています。今年の10月で24ヶ月なので、その頃、機種変更をしようかと思っています。
機種変更の候補は、GALAXY S3(SC-06D)・Xperia GX(SO-04D)・Xperia SX(SO-05D)の3つです。
当初は、GALAXY S3(SC-06D)かXperia GX(SO-04D)かのどちらかなと思っていたのですが、今は、Xperia SX(SO-05D)に魅力を感じています。
以下、私にとってのXperia SX(SO-05D)の魅力を整理します。
Xperia™ SX | ソニーモバイルコミュニケーションズ
2.Xperia SXは、私のニーズに合っている
私がXperia SXに魅力を感じている理由は、この一言に尽きます。
「Xperia SXは、私のニーズに合っている。」
(0)私のニーズ
そんなたいしたニーズではありません。
- 文字をくっきりきれいに表示
- 無理せず片手フリック入力
- 朝から晩までバッテリーがもつこと
若干補足すると、以下のとおりです。
第1の文字をきれいに表示は、見た目のことです。私がAndroidスマートフォンを使うのは、Googleカレンダー確認、Gmail確認、Toodledo確認、Evernoteへのテキストメモ投稿、などが大部分です。いずれも、文字の重要性が高いコンテンツです。反面、写真や動画を見る機会は少ないため、発色は、それほど求めません。また、ウェブページのブラウジングをスマートフォンですることは、それほど多くありません(室内ならiPadかPCを使いますし、屋外では、そもそもあんまりウェブページを見ません。)
第2の片手フリックは、かなり優先順位の高いニーズです。電車の中で立っているときにも、歩いているときにも、とっさに入力する場面が訪れます。そのときに、フリック入力のために両手が必要だとすれば、大きな問題です。無理なく片手フリック入力ができるサイズと形状であることが、私がスマートフォンに求める大きな条件です。
第3のバッテリーは、朝から晩まで持てば、文句は言いません。毎日充電しますので。ただし、朝から晩まで持たないと、わりと困ります。パナソニックの充電器をカバンの中に入れてありますので、いざというときはそれで何とかなるのですが、できれば、朝から晩までもってほしいです。
このうち、Xperia SXは、はじめ二つのニーズをばっちり満たしており、三つ目のニーズはなんとか満たしているのではないかと思います。
(1)Xperia SXは、文字表示のニーズを満たすか?
私がスマートフォンに求めるのは、文字の表示です。
文字の表示としては、二つの要素があります。ひとつは、くっきりきれいな表示であること。もうひとつは、表示範囲が広いことです。
文字のくっきりきれいさは、表示の細かさとディスプレイの性質によるのではないかと思います。表示の細かさの指標としては、dpi、ppiというものがあります。これは、1インチのドット数を表したものであり、Xperia SXは、295.3です。これは、iPhone4よりは劣るけれど、iPad(iPad3)よりは勝るという、それなりに高い数値です。細かな表示が期待できます。また、Xperia SXのディスプレイは、ストライプ配列の液晶ディスプレイなので(つまり、ペンタイルではない)、dpi、ppiの数字通りのくっきりさのはずです(たぶん)。
表示範囲の広さは、解像度(ドット数)です。Xperia SXは、横540×縦950です。今使っているGALAXY Sが横480×縦800なので、横1.125倍、縦1.1875倍で、約1.3倍の広さです。まあ、十分ではないかと思います。そもそも、表示範囲の広さは、そんなに求めていません。
したがって、表示に関する私のニーズを、Xperia SXは、十分に満たしてくれます。
(2)Xperia SXは、片手フリック入力のニーズを満たすか?
片手フリック入力のしやすさは、本体の大きさ、とくに幅に依存します。Xperia SXは、幅54mmと、かなりコンパクト。GALAXY Sの幅が64mmなので、GALAXY Sよりもコンパクトです。GALAXY Sよりもスムーズにフリック入力をすることができるのではないかと思います。
逆に小さすぎるのではないか?という懸念もあります。しかし、Xperia SXは、GALAXY S3やXperia GXと比較するとかなり小さく思えますが、iPhone4Sと比べれば、似たような大きさです。
- iPhone4Sが、高さ115.2mm、幅58.6mm、厚さ9.3mm
- Xperia SXが、高さ115mm、幅54mm、厚さ9.4mm
iPhone4Sでのフリック入力は、少なくとも大きさの点では、とくに違和感を感じませんので、Xperia SXも、大丈夫だろうと思います。
以上から、片手フリック入力のニーズの点でも、Xperia SXは、合格です。
(3)バッテリーはどうか?
問題は、バッテリーです。
Xperia SXのバッテリーは、1500mAhです。GALAXY Sと同じです。
しかし、CPUがGALAXY Sよりも性能が上がっているため、消費電力が大きくなっていることが予想されます。ディスプレイは、サイズはほぼ変わりませんが、有機ELではなく液晶ディスプレイなので、消費電力が大きいのかもしれません。さらに、Xperia SXは、Xiに対応しています。3GとXiの電波を拾いに行くと、消費電力がその分上がることが予想されます。
したがって、GALAXY Sよりもバッテリーの持ちは悪いことを覚悟するべきでしょう。
また、Xperia SXは、テザリングに対応しています。テザリングは、3G/Xiとの通信と、Wi-Fiの通信とを同時に行いますので、バッテリー消費が激しくなりそうです。テザリングを行えば、またたくまにバッテリー切れとなりそうです。
私の現在のGALAXY Sの使い方では、朝起きた段階で100%あるバッテリーは、昼頃に80%程度、夕方6時頃に60%程度、帰宅時に30%程度です。これと比較すると、Xperia SXの場合は、まあ、もってぎりぎりではないかと思います。
何とか晩までは持ってくれそうですが、夜に予定が入ったり、日中に外出し、外出先でたくさん使用する場合などは、途中で力尽きる気もします。
バッテリーに関するニーズは、満たしていなくはないけれど、ぎりぎりである、というところでしょうか。
3.まとめ
そんなわけで、Xperia SXは、文字がくっきりきれいであることと、フリック入力がしやすい大きさである点で、私のニーズをばっちり満たしてくれています。
バッテリーの点は、若干不安はありますが、朝から晩までくらいなら、何とかなるでしょうし、ならなかったら、パナソニックの充電器に活躍してもらえばよいかなと思っています。
大画面にもメリットがあることは分かるのですが、大画面での操作をするときはiPadをつかえばいいと思っている私は、スマートフォンはコンパクトサイズであってほしいと思います。
Xperia SXは、そんな私の要望にしっかり応えてくれる端末ではないかと思うので、かなり期待しています。
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