Windows Live Writerを気に入っている3つのポイント
公開日:
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最終更新日:2013/11/12
ブログ Windows Live Writer
目次
1.はじめに
Zoundry Ravenをうまく使うことができていないので(→記事)、Windows Live Writerを信じていこうと思っています。
手始めに、私が、Windows Live Writerを気に入っている3つのポイントを書きます。ごく基本的な機能しか使っていないので、3つのポイントといっても、ごく基本的な機能ばかりですけれど。
2.気に入っている3つのポイント
(1) css等のテーマを適用して、プレビューしてくれる
多くのブログエディタと同じように、Windows Live Writerも、3種類の表示があります。「編集」、「プレビュー」、「ソース」です。
「編集」のビューでは、ワープロソフトのように、(というか、Wordのように、)ブログを作成することができます。
「ソース」のビューでは、直接、HTMLを編集することができます。
そして、「プレビュー」のビューでは、ブログにアップロードしたときにどのように見えるかを、あらかじめチェックすることができます。
Windows Live Writerなら、このプレビューが、本当にアップロードしたときと同じように見えます。ブログに適用されているのと同じcss等のテーマを、ローカル環境で適用してくれるからだと思います。Windows Live Writerを使い始めるとき、アプリケーションの方で、勝手にブログサービスにアクセスし、テーマを検出し、取得してきているようです。
ブログエディタなら当たり前の機能なのかもしれませんが、助かっていますし、気に入っています。
(2) キーボードショートカットで、HTMLのスタイル(見出し)を設定できる
キーボードショートカットで、見出しのHTMLのスタイルを設定することができます。「見出し1」から「見出し6」までを、「ctrl」+「alt」+「1」~「6」によって、設定できます。見出しに指定すれば、ちゃんと、<h1></h1>などのHTMLが付与されます。
私は、文章を書く上で一番大切なのは見出しだ、と思っています。しかも、見出しの次元が大切だと思っています。ですから、きちんと文章を書く際は、大きな見出し、中くらいの見出し、小さな見出しなど、見出しに次元をつけたいと思っています。そのため、一番よく使いたいHTMLのタグは、<h1></h1>~<h4></h4>です。
Windows Live Writerなら、これらの見出しHTMLを、キーボードショートカットで手軽に設定することができます。私にとって、かなり重要な点であり、この一点だけでも、Windows Live Writerを使う意味があると思っています。
(ただし、このキーボードショートカットは、Windows Live WriterのWindowsXP版では使えません。)
(脱線しますが、このキーボードショートカット(「ctrl」+「alt」+「1」~「6」)は、Microsoft Wordでも使用可能です。Wordの場合、あらかじめ見出しのスタイルを定義しておけば、自分の好きな書式に見出しを設定することができます。Wordを使う上で、スタイルの定義は、費用対効果の高い設定だと思います。)
(Windows Live Writerでは、そのほかにも、いろいろなショートカットを利用可能です。
詳しくは、Windows Live Writer ヘルプ センター – キーボード ショートカットをご参照ください。)
(3) 「スラッグ」で、パーマリンクURLを指定できる
ブログの各記事には、パーマリンクURLというものが設定されているそうです。これによって、特定の記事に、直接リンクを貼ることができますし、また、Googleなどの検索で、特定の記事がヒットすることも可能になります。
WordPress.comの初期設定では、このパーマリンクが、「ブログ名.wordpress.com/年/月/日/記事のタイトル」となっています。たとえば、この記事なら、「http://www.tjsg-kokoro.com/2012/04/06/Windows Live Writerを気に入っている3つのポイント」となるわけです。
しかし、これだとパーマリンクが長い上に、日本語が入っているため、ブラウザで表示させるときやURLをコピーしたときに、「%」などの嵐になってしまいます。
これに対して、スラッグを設定すると、「記事のタイトル」の部分を、任意の文字列に変えることができます。たとえば、この記事に、「wlw3」というスラッグを設定すれば、この記事のURLは、「http://www.tjsg-kokoro.com/2012/04/06/wlw3」となるわけです。
Windows Live Writerでは、スラッグの設定が容易です。
Windows7版の場合は、メニューリボンの下にある、「カテゴリの設定」「タグの設定」「投稿日時の指定」と並んでいる右に、「すべて表示」という表示があります。そこをクリックすると、「記事のプロパティ」という窓があらわれます。そのなかに「スラッグ」があります。
WindowsXP版の場合は、画面下の方に、同じように、カテゴリやタグを設定するメニューがあり、そのメニューを展開すると、「スラッグ」を指定する部分があらわれます。
3.今後の課題(私にとっての)
私がWindows Live Writerを気に入っているのは、上記3点なのですが、関連して、こんなことができたらいいのに、という要望があります。いずれも難しいことじゃないと思いますので、どこかで設定できるんじゃないかなあと思い、探しているのですが、まだ見つかっていません。答えが見つかったら、またまとめたいと思います。
(1) HTMLのスタイルを設定するキーボードショートカットを自分で設定したい
まず、HTMLのスタイルを設定するキーボードショートカットを、自分で設定したいと思っています。
具体的には、番号付きリストを、キーボードショートカットで設定したいです。
(番号なしリストは、「ctrl」+「shift」+「L」で設定できます。また、引用のうち、ブロック引用は、「TAB」キーで設定できます。)
今のところ、よく使うHTMLはそれくらい(見出し、番号付きリスト、番号なしリスト、引用)なので、番号つきリストを設定できれば、すべて解決します。できたらいいなと思っています。
(2) スラッグを常に表示しておきたい(メニューをカスタマイズしたい)
スラッグを指定するところを、常に表示させておきたいと思います。Windows7版だと、「カテゴリの設定」や「タグの設定」が無意味に横長なので、このスペースに、「スラッグ」を入れてあげたい。
メニューをカスタマイズできれば解決する話しだと思うのですが、今のところ、メニューをカスタマイズするにはどうしたらいいのか、わかっていません。
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