Androidスマートフォンで、Googleリーダーに登録した記事を、Read It Laterで読み、ログをEvernoteに残す流れ
私が行っている、「Androidスマートフォンを使って、Googleリーダーに登録した記事を、Read It Laterに送り、Read It Laterで読み、ログをEvernoteに残す」という流れを、メモしておきます。
肝は、iftttです。iftttを利用するようになって、快適な流れになりました。
1.使っているサービス
(1)Googleリーダー
(2)Read It Later
Read It Later: One List Everywhere You Are
(3)ifttt
ifttt / Put the internet to work for you.
(4)Evernote
2.使っているAndroidアプリ
(1)NewsRob Pro
NewsRob Pro – Google Play の Android アプリ
(2)Read It Later
Read It Later Pro – Google Play の Android アプリ
3.iftttの設定
次の二つのレシピを利用しています。(厳密にはこれじゃないかもしれません。)
(1)Send Google Reader Starred items to Read It Later
Googleリーダーでスターを付けた記事を、Read It Laterに保存するレシピです。
ifttt / Save starred items from Google Reader to Read It Later.
(2)Read it Later to Evernote
Read It Laterで既読にした記事を、Evernoteに保存するレシピです。全文保存ではなく、タイトルとURLのノートができます。保存するノートブックを指定できます。
ifttt / Read it Later to Evernote
4.流れ
(1)Googleリーダー
ア 登録フィードについて
(ア)登録フィード数
登録フィード数は300程度です。気になった記事を掲載していたニュースサイトやブログを、片っ端から登録していたら、こんな数になってしまいました。ほとんど読まないフィードもあるので、整理した方がいいかなと思うのですが、以下の方法で読んでいる限り、未読数が溜まることはないので、よしとしています。
一日放置しておくと、だいたい300件くらいの未読が溜まります。
(イ)登録フィードの整理
Googleリーダーで、登録フィードの管理は、してません。
この流れなら、しなくても興味ある記事は読めるので、する必要を感じていません。
イ NewsRob Proでの具体的動作
(ア)NewsRob Proのこと
Googleリーダーを読むために使っているAndroidアプリは、NewsRob Proです。
以下の3つの条件を満たす点で、このアプリに不満はありません。(以下の3つの条件を満たすなら、何でもよいです。)
- 電波がないところでも記事を読める(地下鉄の中でチェックすることが多いので)
- 電波がないところでもGoogleリーダーのスターをつけることができる
- 前後の記事に移動するのが楽(NewsRob Proは、ボリュームキーの上下で移動できます)
(イ)具体的な動作
NewsRob Proを起動し、”all articles”を選ぶと、現在未読のすべての記事が一覧で表示されます(未読の記事のみを表示する設定にしておく)。最初の記事をタップして、すべての記事を、順番に見ていきます。
右手中指をボリュームキーに固定し、ボリュームキーで記事間の移動を行います(ボリュームキーの上下で、ひとつ前の記事へ進む・次の記事へ進むの動作をさせる設定をしておきます)。
私とGalaxySの場合、右手中指をボリュームキーに固定する握り方をすれば、スターは右手親指あたりに来ます。そこで、気になった記事は、右手親指で、スターをタップ。スターを付ける基準は、Read it Laterに送るか否か、です。Read it Laterに送ったところでたいしたことはありませんから、気になったらスターを付けるくらいの気持ちで、気楽にスターを付けています。
この基準でスターを付ければ、ひとつの記事あたり、短くて1秒、長くても5秒程度でスターを付けることができます。したがって、所要時間は、未読記事100件でも、100秒~500秒くらいです。
未読がゼロになったら、NewsRob Proの更新アイコンをタップして、おしまい。(最後に更新しておくのは、すぐに、Googleリーダーにスター付与を反映させるためです。Androidの場合、アプリを閉じても、バックグラウンドでそのうち自動で反映されますので、あえて手動で更新しなくてもよいかもしれません。)
(2)ifttt (Googleリーダーでスター→Read It Later)
しばし待ちます。
クラウド上のiftttによって、GoogleリーダーからRead It Laterに記事が送られます。
ifttt / Save starred items from Google Reader to Read It Later.
この間、Androidスマートフォンは、何も動いていません。iftttによって、メモリやバッテリーが消費されることはありません。
(3)Read It Later
少しすると、先ほどNewsRob Pro経由でGoogleリーダーにスターを付けた記事が、Read It Laterに配信されます。AndroidのRead It Laterアプリにも、自動でダウンロードされます。
そのころ、AndroidでRead It Laterのアプリを起動し、興味のある記事から、順に読んでいきます。Read It Laterアプリには、RSSで全文配信されていない記事も、基本、全文配信されます。テキストスタイルにすれば、テキストと写真だけを抜き取ってくれますので、大変読みやすいです。
読み終えたら、Read It Laterアプリでチェックマークをタップし、既読にします。
Read It Laterに記事が全部なくなったら、おしまい。
(ときに、twitterに流したり、Evernoteに記事全文をメモしたりします。記事を読んで、何か行動を起こしたいと思ったら、Ultimate To-Do listに共有することで、Toodledoにタスクを追加します。しかし、これはまた別の話です。)
(4)ifttt (Read It Laterで既読→Evernoteにノート作成)
以上で基本的には完結しているのですが、一応、ログを取っておこうかなと思い、Evernoteに飛ばしています。
ここで利用しているのも、iftttです。
ifttt / Read it Later to Evernote
iftttによって、Read It Laterで既読にした記事のタイトルとURLを記したノートが、Evernoteに作成されます。ノートブックを指定できますので、私は、”RIL”というノートブックに入れています。
(5)Evernote
(4)のiftttでは、ひとつの記事がひとつのEvernoteノートになります。1日30個の記事をRead It Laterに送ったとして、1ヶ月で900個のノートがEvernoteに作成されます。Evernoteのノート数には上限があるようなので、こんな細かいログ的ノートでノート数を消費するのはもったいないところです。
そこで、私は、月に1回、1ヶ月分のRead It Laterノートをマージし、ひとつのノートにしています。
5.おわりに
私の今の流れは、こんな感じです。
言葉で説明するとわかりにくいです。図示するとわかりやすくなりそうです。時間ができたら、図示してみようと思います。
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